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2008年12月29日 (月)

☆『特命係長・只野仁/最期の劇場版』☆

28日(日曜)の午後。
一般的な企業さんより“ひと足お先に”年末年始の休みに突入し・・早くも(27日以降)ダラダラと過ごしそうになってる、、(×_×)
昨日は兵庫県⇒奈良県にかけてのドライヴを楽しみ、今日は大阪市内へ電車で繰り出し、1本観て来た☆

ホンマに狙ってたのは「別な作品(一応ハリウッド系)」だったが・・主演男優が「別なTVドラマシリーズでそれなりにブレイクしたしと」って理由からか、考えてた劇場(←ナビオ上層階)の上映開始時間分では「座席:×」と電光掲示されており凹んでしまった。。

で、場所を“梅田ピカデリー(←泉の広場上ル)”に変え、観て来たのが『特命係長・只野仁/最初で最期の(=^_^=)劇場版』である。
いやぁ~・・以前から「“フン!フン!フン!”だけは劇場で観とかんと、越せる年も越せんでしょお?」「コレを(鑑賞予定リストから)外すのは、有り得んでしょお?」などと、周囲に機があれば(ネタ的に)振りまいてた気もするが(=^_^=)・・まさか、ホンマに観る羽目になるとは(=^_^=)
それも定価で(=^_^=)>

2008年12月、東京・・
黒川会長(梅宮辰夫)率いる大手広告代理店(←代理店と言うか大企業レベルだが)“電王堂”は、総額80億円をかけた巨大イベント「フラワーアースフェスタ2008(集客見込数:60万人)」を月末に控え、慌ただしい雰囲気となっていた。イベントのイメージキャラに選ばれたのは、今をときめくグラビアアイドル=シルビア(B86/W58/H88の20歳)である。

所属する芸能事務所「ビッグスター・プロモーション」の“看板”であるシルビアは、奇しくも“電王堂”が宣伝を手がけた新商品「激生ビール」のCMタレントにも起用されていた。
和気あいあいとした雰囲気の中「激生〜」の発表記者会見が行われる。

キャッチコピー「激生ごっくん♡」をシルビアが言い放ち、カメラマンらが一斉にフラッシュを焚く。
次の瞬間。舞台上に組まれていた鉄骨が倒壊を起こす! その場にいた関係者は色を失うが、彼女は、間一髪で飛び出した総務2課係長=只野仁(高橋克典)に救われ、無傷だった。

翌日、彼は会長直々の「特命」を受ける。彼は只野に「舞台崩壊事故」直後に届けられた1通の脅迫状を見せる。差出人は“暗黒王子”を名乗る、謎の知能犯。「シルビアの活動を妨害する」とその脅迫状は伝えていた。

会長は「フェスタが成功裏に終わるまでの間、彼女を警護し、この脅迫犯を突き止めろ」と只野に指示する。
かくて、特命係長・只野の任務が幕を開ける・・

正直、TVドラマスペシャル(それも1回分)しか観てない本シリーズだが「荒唐無稽」ってのがコンセプト(=最大のウリ)でもあり、その点では「好き放題、キャスト&スタッフが楽しんで作ってる」・・そんな“映画の原点”みたいな空気が作品全体から漂っており、1800円払う価値が果たしてあるのかどうか・・は別にしても(=^_^=)期待しなかった分、それなりに楽しめた感はあったか。
(色んなブログで評されてる通り、良くも悪くも“TV版と同じ”ではあるんだろうけど)

ま、(わざわざ企画した)劇場版ってのを意識してのことか(?)

・格闘戦で(無敵なハズの)夜・只野が敗れる
・閨房では無敵なハズ(←何だか“台所では無敵”を誇る(セガール演じる)世界最強のコック=ライバックみたいやな(=^_^=))の夜・只野の“フン!フン!フン!(←俗に言うセク〜ステクニ~ク)”の通用しない女が登場する

などの“特別な演出”を盛り込んでくれてた気がする。

ロケ地は東京⇒大阪⇒福岡、と多岐に渡り、空撮なんかも割と豪華に用いられてたか。

基本的に「力を抜いて作ってる」企画なので、たまにムチャクチャな所、強引な所などあるが、余り突っ込む気にはなれなかった(=^_^=)

見所は「アイドルの本音」みたいな(少しばかりダークな)部分が、露骨に(忠実に?)描かれてる辺りや、「メイド“寿司”カフェ」「(一見)真っ当そうなストーカー野郎」「宅配便業者を装ったヒットマン」などの“イマドキ事情”が意欲的に物語に取り込まれてることか。
「マツバ」「ススキ」など、セリフに登場する自動車メーカーも巧い具合に名称をパロっており、耳触りは悪くなかった(=^_^=)

それなりのクライマックスは夜・只野vs謎の大男(チェ・ホンマン←K1選手だそうだ)のバトルだが、2回戦では『死亡遊戯(1978)』を思わせる「胸に足ペタ」があり「おおっ!」と興奮(=^_^=) 3回戦では『007/ゴールドフィンガー(1964)』と『007/ムーンレイカー(1979)』を連想させる、とある展開を辿ってましたわ。
そうか、あいつのキャラは(『死亡〜』における)ハキム(カリーム・アブドゥール・ジャバール演じる)であり、(『ムーンレイカー』における)殺し屋ジョーズ(リチャード・キール演じる)だったんやな、と。
しっかし・・露天風呂程度の深さでは「アレ」はどうにもならんだろ??

〜 こんなセリフもありました 〜

昼・只野「これ、当たるようにして下さいね」 ←宝くじ売り場で

夜・只野「人は誰でも“何らかの役割”を演じながら生きてるんじゃねぇか?」
    「例えあんたの言う“ゴミみたいな存在”だろうが、
     生きてる限り、そいつの中に“幸せを掴む権利”はある筈だ」

会長「商品に手ぇ出すな」
  「男の幸せって何だろうな・・?」
  「このイベントにかけてるのなら、(中止せず)続けるんだ」

シルビア「何、この人・・?」 ←初対面で昼・只野に

※※※※「(聞かれたって)気にすることないわ、こいつ(=運転手)ロボットだから」 ←きっつぅ〜!

※「知っての通り、広告業界は“奇麗事の通用しない世界”でね」

※「只野さんって“窓際”なんですか?」
昼・只野「そうなんですよ、窓からの景色が素晴らしくて」

エミ「(男の)年収よりスゴいものって・・あるのね・・!」 ←通天閣から打上花火が(=^_^=)

※※「嫁はんに逢いたい・・」 ←このセリフにはウルウル来ました(×_×)

黒幕“虎”「俺たちはマカオへ飛びバカンスだ、お前たちは玄界灘の底へ沈んで貰おう」 ←生々しいなぁ(⌒〜⌒ι)

〜 ほか、こんなことも 〜

♦大阪ロケ敢行! 気の付いた所では・・新大阪駅(駅前)、道頓堀(入口)、大阪城(天守閣前)、法善寺(境内)、通天閣(真下の串カツ店「だるま」)、一心寺(墓地)などが登場してた。嬉しかったのは(=^_^=)京阪電車・北浜駅(地下構内)が登場したことか!
♦「だるま」親父による「2度づけはアカンで!」の怒号には、さしもの只野もタジタジ(=^_^=) 店の表にあるおっさん人形・・“目玉の飛び出るアクション”搭載だったんやね(⌒〜⌒ι)
♦昼・只野の買い求めた宝くじ(バラ40枚=1万2千円分)のうち1枚は「69組190721番」なる番号・・何とまぁ。
♦昼・只野の年収は500万円(天引き前)とのこと。
♦ケータイ小説作家、ハイパーメディアプロデューサー、英会話スクール社長・・などの有象無象たちが登場(⌒~⌒ι)
♦「引き出しの中から見上げた(カメラ)アングル」って、案外珍しいのでは!?(=^_^=) ←何とも画面が「安っぽく」なるんだけど(苦笑)
♦「なにわ芸能」の社長役で桑名正博さん登場。いつも事務所内の陰ってるような雰囲気が、リアルでたまんなかった、、
♦夜・只野の弱点(←触られると悶える)は「右の乳首」らしい、、しかし、黒い(×_×)
♦大阪城を見下ろすホテルの展望バーに現れた夜・只野。「シングルモルト」を注文してますた。
♦にわかエグゼクティヴの提唱する(=^_^=)「シークレットルーム」には「サウナ」「ジャグジー」「茶室」の3点セットが必須らしい。。
♦夜・只野が突如現れた謎の大男に発信器を仕掛けるシーン・・ここは笑えますね〜。直後に“回想シーン”が描かれるんだが、そんな大事なことはその場で演出しとけよ!(=^_^=)
♦海中からいきなし「ダイバー部隊」の出現するのも、何だかなぁ・・
♦終盤に登場する福岡某所の敵アジト(単なる倉庫とも言いますが)。当直室だかの壁に貼ってた「SEIRI SEITON」の注意書きに苦笑させられた。
♦ラストシーンでは「新宿・住友三角街」がロケーションされてた。
♦謎の大男に飛び蹴りする夜・只野。何だか「距離が完全に足りてなかった」気がするんだけど・・
♦つる部分のスイッチ(?)1つで「右目側:赤」「左目側:青」にレンズの色が瞬時に切り替わる昼・只野の黒縁眼鏡。メールボーイ(永井大)が「速達です!」と届けて来たハガキ(スーパーミライの“全品半額セール”の通知)の裏に使用すると・・「特命」の2文字が3Dで飛び出すんだが・・もっと効率的な伝え方があったと思うぞ(⌒〜⌒ι)

追記:この1本が、或いは「年内最後の劇場鑑賞」となるんやろか、、(・ω・)>

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コメント

>フン!フン!フン!とはこのことだったのですね。

テレビも観てなかったものですから^^
昼と夜で人格が変わるんですか?
松田勇作みたいですね^^

投稿: ituka | 2008年12月29日 (月) 23時42分

itukaさん、ばんはです。

今日は午後から三重・長島町に出かけてましたわ。

>昼と夜で人格が変わるんですか?
>松田勇作みたいですね^^

確かに『蘇える金狼』とか『必殺!(シリーズ)』などに通じる、良い意味での
「主人公の2面的ヒーロー性」がありますね。

形や時代背景が変わるにせよ、日本人はああ言うパターンが
好きなのかも知れませんね。
今の若いしとたちの好みに合致するかは知りませんが・・

投稿: TiM3(管理人) | 2008年12月30日 (火) 01時42分

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