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2008年10月14日 (火)

☆平日にだって展覧会には行ける!☆

14日(火曜)の夜。
先週7日(火曜)の新聞(夕刊)に特別記事の掲載されていた
「そごう心斎橋本店・開店3周年記念/後藤純男展」に足を運んでみた。

就業時間が終わって以降も、ついグダグダと“潔くない残業”をしてしまうケースの多い週始めのワタシであるが、前もって「今日は、行く!」と決めてたもんで、残ってる部内の面々には「済まぬ・・」と思いつつ、足早に退社させて頂いた。

これまで、後藤純男なる画家の存在を全く知らなかったワタシだが(済みません・・)、画伯の描く日本画の幾つかを紙面で見て、ガァン! とアタマを“上から落ちて来た金だらい”で殴られたような(←ドリフかぇ!)衝撃を受けた!
と言うのも、その絵画世界に“大和(奈良)”“古塔(木造塔)”“静謐(静寂)”・・なる「ワタシの考える理想的な日本の原風景」を構成する要素がカンバス(画布)狭しと溢れかえっていたからである。

特に“雪を被った、木造塔を擁する伽藍”の描かれた「大和/雪のしじま(1992)」は素晴らしく、、「是非、コレは原画で眺めときたい!」と思わせるに十分であった。

会期が今月20日(月曜)までと短いんだが、有難いことに午後8時まで開館(ただし、入場は閉場の30分前まで)しているので、今日なんかの場合で言えば、かなりゆとりを持って鑑賞することが出来た☆

さて、後藤画伯は昭和5年の生まれで、現在で御年78歳となられるそうだが、モチーフ(題材)が「桜」「古都」などの静かなテーマに落ち着くか・・と思いきや「断崖」「富士」など壮大でダイナミックなものと化し、遂には日本を飛び出し「タクラマカン砂漠」「中国(紫禁城など)」を描く、と言う劇的な変化(成長?)を近年になっても遂げておられ、その柔軟さには敬服する。
(私的には、古塔を描かれた一連の作品以外には、それほど感動しなかったですが・・)

昭和も後半に入ってから、初めて訪れた中国に魅せられ、それまで頑(かたくな)に画中から排していた「人物」「動物」を積極的に描き始める・・など“凝り固まった俗人”には到底出来ないことだろう。

ただ1つ“塔マニア”として訝しく、かつ微笑ましく(=^_^=)思えたのが「秋の談山神社/多武峰(1995)」なる大作。
作中に大きく描かれた“桧皮葺(ひわだぶき)の十三重塔”の塔頂部にそそり立つ装飾具の“相輪”である。

実際には「輪が7つ」なんだが、画伯は「5つ」を描くにとどめておられた。。
細かいトコなんだが、そのデフォルメが何とも気になってしまったかも(・ω・)
(まぁカンバスの高さを突っ切る勢いで描かれてる塔なので、総合的なバランスを考慮して“えいやっ!”と処理したんかも知れないが・・)

そういうどっちでもイイけど心に残ること、、にも心を砕きつつ(?)、やっぱりギャラリーを出た直後はグッズ販売コーナーにすっ飛んでゆき、腕組みして熊のようにウロウロウロウロ歩き回り(=^_^=)、結局ポスカ(ポストカード)を12枚も購入してしまったのだった(⌒〜⌒ι) ←取り敢えず“塔”の配されてるポスカは全種をおさえておいたし☆

改めて「奈良はええぞ!」と再認識させてくれた後藤画伯に、小さな声ではあるも、お礼を申し上げたい。

追記:画伯、このちっぽけなブログに眼を通されることが(まかり間違って(=^_^=))御座いましたら・・是非に“室生寺・五重塔”と“薬師寺・東塔(三重塔)”も描いて下さい!

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コメント

ポストカード12枚購入、てとこで親近感覚えましたが、ちょい間ぁおいて考えるに、出す為に買われたのでなく、絵として持っておかれる為なんですよね?

自分の場合、バシバシ出しまくるんですわ、結局のところ・・。けど、今のところ、ひとつだけ例外があって、去年遠路はるばる行った”豊田市美術館”で買った宮脇綾子作品集のはがき2冊分はおいてあるんです。手持ちのはがきストック少なくなってきて使いそうになるんをおしとどまってるて感じかー。1枚使うと怒濤のように使い出す自分がわかるから(それはそれでええかとも思う)これは、はがきではなく作品集として認識すべくアルバムみたいなんに入れ直そかと思ったり・・・。

たぶん、”豊田市美術館”には二度とよう行かんと思っているからでしょう。

投稿: ビイルネン | 2008年10月15日 (水) 21時59分

ビイルネンさん、ばんはです。

ポスカ集めはお好きでしょうか?(=^_^=)

>ポストカード12枚購入、てとこで親近感覚えましたが、
>ちょい間ぁおいて考えるに、出す為に買われたのでなく、
>絵として持っておかれる為なんですよね?

そうですね。92%ほどはファイルでコレクションしています。
一部は家人などに進呈してますが、大抵はしょーもない手紙に使われてしまうようですね・・(⌒〜⌒ι)

ざらっと考えただけでも、60枚収納のファイルに15冊以上は持ってると思います。1枚=150円として・・あうう(×_×)

>自分の場合、バシバシ出しまくるんですわ、結局のところ・・。

ネット全盛な現代においてのハガキ派・・いいですねぇ。
ワタシは当人以外に見られたくない派(←どんな派だ)なので、もしハガキを出すにしても・・わざわざ封筒にそれを入れて出すような気がします(=^_^=)

>ひとつだけ例外があって、去年遠路はるばる行った”豊田市美術館”
>で買った宮脇綾子作品集のはがき2冊分はおいてあるんです。

ウィキで調べるとアプリケ作家さんなんですね。
素朴な作品だけど、味わいがあると感じました。

>1枚使うと怒濤のように使い出す自分がわかるから
>(それはそれでええかとも思う)

ひょっとすると・・懸賞に使ってはるとか??

>これは、はがきではなく作品集として認識すべくアルバム
>みたいなんに入れ直そかと思ったり・・・。

コレクションもいいもんですよ。
殆ど見返さないので、たまにダブったりもするんですが、、
(忘れてて、も1度買ってしまう)

>たぶん、”豊田市美術館”には二度とよう行かんと思っているからでしょう。

まぁ、そうおっしゃらず・・

投稿: TiM3(管理人) | 2008年10月15日 (水) 23時32分

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