☆『ゲットスマート』☆
16日(木曜)の夜。残業を早々に切り上げ、梅田方面に出てシネコン“ブルク7”にて、新作スパイコメディ『ゲットスマート』を観て来た。
本作は、60年代のコメディドラマ『それ行けスマート』がオリジナルらしいが、とにかくこれまでに何度も劇場で目にした(=^_^=)予告映像にハートを掴まれ「きっと、行こう!」と考えてたモノだった。
※
冷戦時代が終わり、それと共に表立った活動を停止した、とされる2つの組織があった。
1つは国際的犯罪組織“カオス”
1つは国際的諜報機関“コントロール”
今や「スミソニアン博物館(ワシントンDC)」に“再現グッズ”の展示されるような「遺物的扱い」の“コントロール”だったが、実は現在も活動を継続しており、その本部は何と! 同博物館の地底に存在するのだった。(館内以外にも「合衆国議会議事堂」前に広がる“池の中”に通用口があったりする)
主人公である“負け組な40男”マックス・スマート(スティーヴ・カレル)は“コントロール”の敏腕(?)分析官だが、華やかなエージェントとしての仕事に憧れ、昇進試験を繰り返し受けては、落ちる人生だった。
そんな中、とあるエージェント(38だったか?)のミスにより、殆どの所属エージェントのデータが“カオス”に漏洩してしまう。
事態を重くみたチーフ(アラン・アーキン)は、整形によりまだ正体のバレていないエージェント99(アン・ハサウェイ)に、新たに昇格させたエージェント86を付け、2人1組で“カオス”の核兵器製造計画を暴き、これを壊滅させるべくロシアに派遣する。
そしてそのエージェント86こそは、マックスなのであった!
※
マックスのおトボケを楽しむ・・ってのが本作の正しい見方と言えようか。逆に、そこが楽しめない観客にとっては、苦痛の時間でしかないように思う(=^_^=)
もっと極端に言えば、俳優スティーヴ・カレルの言動を許容出来るかどうか、だろうかな。
私的には“許せる範囲”だったが、意外と“笑いの要素”がガジェット(=スパイグッズ)頼みなトコも少なくなかったので、コメディアンとしてのスティーヴの真価は、まだまだ私的には未知数な印象を残した。
それにしても豪華な助演陣! 意外と格闘アクションを“そつなく”こなすハサウェイちゃんには好感を持ったし、『暗くなるまで待って(1967)』『クルーゾー警部(1968)』『ガタカ(1997)』のアーキン(←若い頃はかなりイケメン!)、“カオス”の最高幹部シーグフリード役には『コレクター(1965)』『スーパーマン2/冒険篇(1981)』『プリシラ(1994)』『ホーンテッドマンション(2003)』『ウォンテッド』で近年ますます渋みの光るテレンス・スタンプ。
合衆国大統領役には・・何と『ゴッドファーザー(1972)』『ミザリー(1990)』『イレイザー(1996)』のジェームズ・カーンがキャスティングされてたり。
カメオ出演なんかも知れないが、エージェント13(?)役のビル・マーレィの存在感などは、なかなかに強烈だった!(=^_^=)
色んなスパイ映画の要素をちょこちょこ拝借してそな感もあったが、まず「スカイダイビングしつつ“カオス”の巨躯の殺し屋=ダリープと戦う」ってなシーンはどう観ても『007/ムーンレイカー(1979)』だと思った。このダリープが、物語の中盤以降、少し“変化”を見せるトコなども、同作で007を苦しめた殺し屋“ジョーズ”(リチャード・キール)の言動にかなり通じるものがある。
ガジェットで遊ぶ演出は『ジョニー・イングリッシュ(2003)』路線って感じだったか。
その活躍だけ眺めれば・・マックス君を“喰っちゃってた”エージェント23。どうみてもツラ付きが“スコーピオン・キング(2002)”じゃん! と思ってたら、どうやら“ザ・ロック”のリングネームで知られるのが、俳優ドゥエイン・ジョンソンさんやったんですねぇ〜! 知らんかった。
ってことで“お約束”的なバカバカしいお笑いがちりばめられつつ・・しっかりエージェントとしての“ツボ”はおさえ、活躍してくれるマックス君に、ちょっとムカついたりもしつつ楽しんだのだった。
〜 こんなセリフもありました 〜
エージェント23「携帯を貸してみろ・・(バキッとへし折り)これで永久に“圏外”だ」
別のエージェント「(携帯を貸した同僚に)次は、自分の携帯を使え!」
エージェント23「ゲームオーバーだと? それは俺が決める」
チーフ「君の“実存主義に関する小論”はなかなか的を射ていた」
マックス「確かそこは“空白”で提出したかと・・」
チーフ「“実存主義”の本質など“空白”でしかない・・君の答えは正しい」
マックス「人間の直感こそが大事なんだ」
「痛みに耐えろ・・!」
「固定観念は、忘れなきゃ」
「言っておくが、僕は“韓国武術”の達人だからな」
「一食を抜くと、後に響くぞ」
「“007の世界”にはクソもネズミも出て来ない、ここ(リアル下水路)とはえらい違いだ」
「BB弾を装填した銃を構えたチャック・ノリスが、お前たちを狙ってるぞ」
「いいか、僕らは彼に掴まって、一緒に・・(行こうとするが、先に行ってしまう)・・行かない」
「“チクチクする毛布”を差し入れてくれて有難う」
「“ゲロ袋”お代わり!」
「政府を代表して、この車を徴用する!」
エージェント13「“樹の中の男”なんかと話したくないよな・・」
ロイド「スイッチは強く押さないと・・」
※「例えばこのメモ用紙でも、お前を殺せるぞ」
※「ジリジリと、だけどな」
チーフ「地雷処理現場に飛ばされたいか?」
シーグフリード「お前の代わりなら幾らでもいるぞ」
エージェント99「アドレナリンとホルモンを勘違いしてるようね」
「エージェントから事務職に異動なんて“おろし金で額を1日中擦る”ような苦痛よ」
エージェント99「“いざと言う時”はこれを・・9秒で死ねる毒薬よ」
マックス「それを“いざと言う時”に敵に飲ますことは出来るかな?」
マックス「パンよりも、もっともっとホットな物(=核兵器のこと)が欲しい」
パン屋のおばさん「嬉しいけど、私には恋人が・・」
マックス「・・どうも話が噛み合ってないと思うぞ」
パン屋のおばさん「小麦粉の上でなら、フカフカよ」
マックス「僕があんたの敵なら、あんたは死んでる。あんたが僕の敵なら、僕は死んでる。
2人とも死んでいないなら、我々は敵じゃない」
シュターカー「確かに、この男の言う通りだ」
※「金正日は“米国人の骨で作ったプリン”が大層お気に入りらしい」
追記1:放たれるギャグ群の中では“予告編”で眼を引く(=^_^=)「受話器投げ」辺りが最もリズミカルに思えた☆
追記2:終盤、上空を“(ロサンゼルスの)ディズニーホール”へと向かうセスナ機に負けじと、猛ダッシュするマックス&99。ほぼ同時に到着してたようで「どんだけ走るの速いねん!」と突っ込めるポイントっす。
追記3:ロシアにもフェラーリはあるし、カメラ付き携帯はあるのだ!
追記4:ラストの演出が『交渉人/真下正義(2005)』にそっくりな気がした(・ω・) まぁネタ的にはサスペンスもんの“定番”かも知んないが・・
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コメント
こんばんは
たった今、帰宅しました。
残業は疲れますです^^;
>マックスのおトボケを楽しむ・・ってのが本作の正しい見方と言えようか。逆に、そこが楽しめない観客にとっては、苦痛の時間でしかないように思う(=^_^=)
いや~!マックスが台詞を言うたびに耳を塞ぎたくなるくらいストレスが溜まりました。
続編が作られるなら、次はパスしようかと思うんですが
ハサウェイちゃんが意外と魅力的だったので迷っています。
>エージェント99「“いざと言う時”はこれを・・9秒で死ねる毒薬よ」
マックス「それを“いざと言う時”に敵に飲ますことは出来るかな?」
マックスのこの台詞に座布団一枚!と感じた次第です^^
投稿: ituka | 2008年10月17日 (金) 23時18分
itukaさん、ばんはです。残業、ご苦労さまです(・ω・)
>たった今、帰宅しました。
>残業は疲れますです^^;
働いた後の「報告」こそが疲れますよね、、
>いや~!マックスが台詞を言うたびに耳を塞ぎたくなる
>くらいストレスが溜まりました。
ワタシが『アマデウス』を観る時、トム・ハルスの「甲高いキャハハ笑い」に耳を塞ぎたくなる心境と似てるかも、ですね(=^_^=)
>続編が作られるなら、次はパスしようかと思うんですが
>ハサウェイちゃんが意外と魅力的だったので迷っています。
続編の製作は決定してるみたいですよ。
カレル氏は続投としても・・ハサウェイさんは交代するかも、、
なんせ“整形ネタ”が1作目から大きく取り上げられてましたし(⌒〜⌒ι)
>マックスのこの台詞に座布団一枚!と感じた次第です^^
ワタシはパン屋のおばさんとのロマンスが好きでしたね〜(=^_^=)
追記:ホチキスって・・恐ろしい武器にもなるんですね(×_×)
投稿: TiM3(管理人) | 2008年10月18日 (土) 00時17分
>追記:ホチキスって・・恐ろしい武器にもなるんですね(×_×)
なるほどね~!と、いうことはマカヴォイ君の女上司のやってたことは完全なる威嚇だったのですね。
さぞ、怖かったことでしょう。
投稿: ituka | 2008年10月18日 (土) 09時41分
itukaさん、お早うどす。
>と、いうことはマカヴォイ君の女上司のやってたことは
>完全なる威嚇だったのですね。
>さぞ、怖かったことでしょう。
あの女上司と、本作での“ダンスのお相手”とにも、
何処か共通項がありましたね(⌒〜⌒ι)
ワタシはあのお2人を観て『トータルリコール』の火星の空港に出て来る「2週間おばさん」を思い出してしまいますた。。
http://jp.youtube.com/watch?v=V17duGlHEYY&feature=related
※無断リンクなので、リンク切れだったら済みません。。
投稿: TiM3(管理人) | 2008年10月18日 (土) 09時51分
>http://jp.youtube.com/watch?v=V17duGlHEYY&feature=related
改めて見て、そっくりなことに気が付きました。
各種パーツがまったく同じ。
これって大笑いしてしまうくらいですよね^^
やっぱり、あの上司のなかには、もうひとり居ても
なんら可笑しくないですね。
投稿: ituka | 2008年10月19日 (日) 21時09分
>改めて見て、そっくりなことに気が付きました。
>各種パーツがまったく同じ。
>これって大笑いしてしまうくらいですよね^^
ハリウッドならではの「太専(ふとせん)女優のみ所属」
する芸能プロがあるんじゃないかな? とか妄想しております(=^_^=)
投稿: TiM3(管理人) | 2008年10月20日 (月) 00時56分