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2008年10月25日 (土)

☆『ダイヤモンド・イン・パラダイス(2004)』☆

24日(金曜)の夜。「金曜ロードショー」で“地上波初”として放送された『ダイヤモンド・イン・パラダイス』を観た。
正直、全然予備知識がなく「ピアーズ・ブロスナン主演ってことで・・『トーマス・クラウン・アフェアー(1999)』の続編みたいなもんかな?」ぐらいしか考えておらず、やる気もないままに観始めたんだが・・終盤での“どんでん返し”が小気味良く、意外にも「観といて良かった〜」とワタシに言わせしむる1作であった(・ω・)

カリブ海に浮かぶ某リゾート・アイランド。ここに、半年前(?)“第2のナポレオン・ダイヤ”の強奪にまんまと成功した大泥棒=マックス・バデット(ブロスナン)とその恋人ローラ(サルマ・ハエック)が暮していた。
“第2のダイヤ”を盗み出す際、7年前(“第1のダイヤ”強奪時)から彼らを追っていたFBI捜査官=スタンリー・ロイド(ウディ・ハレルソン)に撃たれたマックスは、ローラにも口では“引退”を告げてはいたが・・奇しくも島には“第3のダイヤ”の展示施設を擁する豪華客船「セブン・シーズ・ナビゲータ号」が入港し、数日間停泊すると言う。

そしてマックスを追って、島にスタンリー捜査官がやって来る。彼は地元警察の女性刑事=ソフィーとタッグを組み、マックス&ローラの動きを監視し始める。

“引退”を半公言するマックスに接触して来た男がもう1人・・デトロイト出身の“島一番の悪党”ヘンリー・ムーア(=仏語だとアンリ・モレー)(ドン・チードル)である。
ダイヤを盗み出してくれ、と持ちかけるムーア。その(マックスが動き出す)チャンスを逃すまじ、と眼を光らせるスタンリー。
狙いが“第3のダイヤ”にあったからこそ、恋人はこの島に移って来たのでは? と疑い始めるローラ。

そして客船が間もなく出航すると言う最後の夜、展示室に忍び寄る覆面の男の姿があった・・

監督が“コンビもん”を得意とする(?)ブレット・ラトナー。
メインとなる2人が“ブロスナン&サルマ”から次第に“ブロスナン&ハレルソン”へとシフトして行く辺りで「ん? なんか方向性が変になって来たぞ?」と不安の高まって来たワタシ(⌒〜⌒ι) 製作陣も次第に悪ノリを加速させたか(?)作品世界がだんだん緊張感を失ってゆく・・
「んん? 野郎2人によるコメディものだったか?」とも思わされたんだが、、終盤でテンポの良い“どんでん返し”が2発続き「お、緩んでるだけの作品やなかったんやな〜!」と少し感心させられてしまったものだ(⌒〜⌒ι)
ってことで“一見ダレてそな作品”でも、頑張って最後まで観てみるもんやな、と。
(なお、序盤の“フリ”が終盤でも“オチ”にしっかり繋がっており、笑わされた)

オープニングでいきなしブロスナンが胸(?)を撃たれて倒れ込むもんで・・てっきり「M・ナイト・シャマラン監督系かよっ?!」と思ってしまったが・・そう言う“安直な脚本”でもなくて安心した(=^_^=)

ハッキリ言って「一見ゆるい」物語なんだが、観ておく価値はある作品、と評したい(・ω・)

〜 こんなセリフもありました 〜

マックス「ここへ来る前は、フィリピンで工場を経営していたよ・・現地の子供らをこきつかってね」
    「雨の日でも、傘なんか要らんよ」
    「泥棒は最後に捕まるだろうが・・それは“予想とは違う”男だ」
    「一説によると・・誘惑を追い払うには“屈する”のが一番だそうだ」
    「ふと“やり残したことがある”と思ったことは?」
    「そんな“傘の付いたカクテル”なんか飲むな」 ←“レモラ”なるドリンク
    「もっと離れて尾行しないと・・“転送電話”がバレるぞ」
    「負けるときもある、か」

ローラ「あなたは今日まで“失点なし”でゲームに勝ち続けた・・けど今が潮時よ」
   「“世界一美しい宝石”だって、お風呂でこんな風には楽しめないわ♡」
   「あなたは確かに最高の泥棒よ・・でも最低の男!」

スタン「最後に笑うものこそが、勝者だ」
   「世の中の人間は“夕陽の好きな人間”と“そうでない人間”の2種類に分かれる」
   「1日の終わりにのんびりと夕陽を楽しめる・・そんな人生こそが幸せなんだ」
   「人生の終わりに“山ほどの財産”と“山ほどの後悔”を抱えて死んでゆくんだよ、お前のような人間はな」

スタン「笑顔が素敵だな」
ソフィー「あなたには見せてない」

マックス「何で小声なんだ?」
スタン「サメに聞かれるだろ!」

追記1:『ノーカントリー(2007)』では、帽子を終始(?)かぶりっぱなしだったハレルソン。本作でその理由が何となく掴めた(×_×)
追記2:ドン・チードルの“キャラの落差”がモノ凄いため、本作の鑑賞前に『ホテル・ルワンダ(2004)』を観るのはやめといた方が良かろう(⌒〜⌒ι)
追記3:中盤に登場する「サメ」が何とも作りもんっぽかった(=^_^=) ←きっとコメディ狙いなんだろ
追伸4:「拳銃所持の認められた国」に住む以上、ある意味「防弾着」着用は常識と言えるのかも。
追記5:序盤、ローラによる“変装”がなかなかに素敵&完璧だった。あの“変装”をもっとバンバン演出面で取り入れて欲しかったッス!

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