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2008年9月22日 (月)

☆“世界のナベカズ”に逢う(先方は覚えておられないだろうけど)☆

20日(土曜)の夜。
奈良県は桜井市の某市民会館(←何が某だよ)で開催されたジャズ公演『SAKURAI Jazz Festival vol.1/渡辺香津美コンサート』に出かけた。“日本を代表するギタリスト”と言うことは雑学程度に知っていたが、どんな演奏(=奏法)をされるのか? どんなナンバーを得意とされるのか? 好きな食べ物は何か?(←関係ないし) など・・殆ど分かっておらず、かなりご本人からすれば「レベルの低い観客(の1人)」だったと自覚している。。

チケットは前売り価格で「2英世」だったのだが、お世辞にも都会とは言えぬ開催地なだけに、集客面では如何とも厳しかった気が・・と言うか、最大1200人収容可能な巨大ホールをフルに使うのではなく、もう少し「(座席の)前半分だけ使うけど、それは(アーティスト側が)考えての判断(=意向)であり、演出なんですよ」的な“造り(=会場レイアウト)”をせめてやっておいて欲しかったかな、と。
どうにも後ろ半分の座席の埋まってないのが気になってしまって。。

ジャズコンサートってどんなの? と殆ど経験のなかったワタシだが、ステージには渡辺氏の演奏するギターが数本(アコースティックとかエレキとか・・プラグを差すタイプのアコースティックもあったけど、あれはそもそもエレキなのか? それすら分からん(×_×))と、ウッドベースがセッティングしてあった。ピアノ系とドラムスがなかったのは意外な気もしたが、逆に斬新だった。きっと音数が増え過ぎると逆効果なのだろう。

渡辺氏の演奏は無論素晴らしかったが、テクニック(技巧面)に疎いワタシとしては、演奏自体もそうだけど・・曲間のトークやパートナーであるベーシスト・井上陽介氏とのアドリヴプレー(?)の一幕などが特に印象的だった。
渡辺氏が心底寄せる「信頼感」や、またその彼をリスペクトしている(と思しき)井上氏の「優しさ」がセッションの随所に見られ「ああ、こう言う“丸い”性格の方たちはいいなぁ・・」と思った。

※暴力的な弾き方で強引にギターを押えつける、と言うのではなく、激しいけど、決してギターに無理は強いないって感じか。“強打者”でなく“巧打者”の雰囲気だ。

渡辺氏の演奏の中では(なにぶんシロウトなので、表現すら拙くて申し訳ないが・・)“♪ビ〜ン”と言う弾(はじ)き音と「♪ジャ〜ン」と言う弾(ひ)き音をほぼ同時に発してる・・ぽく聴こえるのがあり、「どう演ってんの?!」と不思議に感じた。

コンサート終了後、氏のお人柄にすっかり魅了されてしまったワタシは、ロビーの“特設・CD販売コーナー”で『KYLYN』なる、1979年発表のアルバム(のリマスタリング盤)を購入し、渡辺氏ご自身にブックレットにサインをちゃっかり頂いたのであった☆

ついでに欲を出し、(iPhoneに内蔵の)デジカメで近影を頂戴もし、最後に右手(氏の“弾く側”の手)で握手して頂いた☆
残念なことに、撮影の方に意識の集中してしまったワタシは「プロギタリストの手指ってしなやかで官能的なんやろか?」って部分に気が回らず(回さんでええけど)、どんな感触の握手だったか、すぐに忘れてしまったのが痛恨・・(×_×)

あ、そうだ。耳では知ってるけど、タイトル(すら)を知らないナンバーが次々と演奏された中で、異彩を放ってたのが、ご自身で作曲された『遠州燕返し』と言う曲名のナンバーだった。
どっから着想されたのか分かんないが、なかなか個性的なネーミングだ(=^_^=)
かつて“THE SQUARE”と言うフュージョンバンドが『上海混ぜご飯』なるナンバーを放ったが(尤もこれは仮タイトルであり『HIT AND RUN』なる普通(?)なタイトルにその後、定まってしまったが)それに通じるネーミングセンスがあるかな、と。

にしても、17歳で初アルバム『INFINITE(1971)』を引っさげデビュー。当時“天才ギタリスト少年”と騒がれたと言う渡辺氏。
テクニックはその頃すでに極めておられた(!)そうで「早くに開眼し、その頂点を極めた者」がその後、業界(世界)をどう眺め、生きて来たのか、そこはとても気になるトコロではある。

http://www.sakurai-ch.jp/event/20080920.html

http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/archive/065.html

※参考サイトです。リンクが切れてしまったら済みません(・ω・) 無断リンクも済みません。

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コメント

また、前のんにきてすんません。

ー後ろ半分の座席の埋まってないのが気になってーてとこでTiM3さんの優しさを感じましたです・・ウルウル。

自分もしょっちゅうそういう場面に出くわして気持ちモヤモヤさせてしまいますが、悲しいかな、JAZZ周辺ではそういうの日常茶飯事なわけで、したがってミュージシャンもちっとやそっとでは動じないようになっています。ていうか、そうでないと何十年もJAZZやっていけんわけです・・ウゥッ。

香津美さん、TiM3さんの暖かさに触れて喜んだはったと思います。自分からもお礼言います。(あんた、関係ないやろが)(まあ、そうやねんけど・・すまん)

投稿: ビイルネン | 2008年10月12日 (日) 12時10分

ビイルネンさん、ばんはです。

そう言えば・・
コンサート直後は、その後の演奏スケジュールが気になり、井上さんのHPでライヴ予定まで確認してしまったのでした(⌒〜⌒ι)

そう言う無意味な気遣いがワタシをダメなままにしてるのかも。。

>また、前のんにきてすんません。

改めて、お読み頂き有難うございます。

>ー後ろ半分の座席の埋まってないのが気になってーて
>とこでTiM3さんの優しさを感じましたです・・ウルウル。

そんなことをいちいち書かない優しさもあるのかも・・(・ω・)

>悲しいかな、JAZZ周辺ではそういうの日常茶飯事なわけで、
>したがってミュージシャンもちっとやそっとでは動じないように
>なっています。ていうか、そうでないと何十年もJAZZ
>やっていけんわけです・・ウゥッ。

ジャズと言うと、敷居の高い印象はやはりありますもんね。。
フュージョンって言い換えても、ちと古い雰囲気があるし、
何かイマドキの若いもんのスタイルに直撃するような“イメージ”が作れるといいですのにね。

>香津美さん、TiM3さんの暖かさに触れて喜んだはった
>と思います。自分からもお礼言います。
>(あんた、関係ないやろが)
>(まあ、そうやねんけど・・すまん)

阪神ファンのような温かさがありますね・・(=^_^=)

それにしても、アルバム『KYLYN』は素晴らしかった!
古くても、ええもんはええですね☆

投稿: TiM3(管理人) | 2008年10月12日 (日) 23時40分

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