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2008年8月15日 (金)

☆『キサラギ(2007)』☆

14日(木曜)夜の鑑賞。
「木曜洋画劇場・40周年特別企画」の一環とし“地上波初放送”されたモノを観た☆
余りに期待するが故、残業を切り上げて帰ったほどでもあった(=^_^=) ま、公開当時にも、しっかり劇場で観た作品ではあるんだけど、、(・ω・)

冒頭&本編終了後に小栗旬(今が旬?)がコメントを寄せる“力の入れよう”がなかなか☆
彼をして「想像を超える物語展開」と言わせしめた“密室型ハートフルサスペンス”・・だそうである。

※詳しいレビューを

http://tim3.cocolog-nifty.com/blog/x_1/index.html

の2007年7月7日付『キサラギ』の記事にて詳しくコメントしております。そちらをまずご覧下さい。

某高層ビルの最上階でしめやかに(?)開催された「~永遠の清純派アイドル~如月ミキ一周忌追悼会」なるアイドルファンのオフ会的イベント。
初めて互いに顔を合わせる5人の男・・家元、安男、スネーク、オダ・ユージ、イチゴ娘。 が、ちょうど1年前の同日に自ら命を絶った(と報じられている)マイナーアイドル=如月ミキの死の真相に迫ろうとする。

今回はやはり“ちっこいTV画面”での鑑賞、それも“CMで寸断された放送スタイル”ってことで、、イマイチ物語世界に入り切れなかった感があった。。が、スクリーンにのめり込むように没入(?)し鑑賞した1年前の(劇場)鑑賞時とは少し違い、一歩引いたスタイルで寛いで観ることの出来た意義はあったかと思う(=^_^=)

民放のゴールデン枠(?)で放送されると、どうにも絵作りが軽く「特別企画ドラマ」ぐらいにしか映りにくいのもあり、食わず嫌いをされた(=観なかった)方も実際に多かったんじゃないかと予想するのだが・・「オタク」を毛嫌いするタイプの方以外には是非ご覧頂きたい本作☆
絞りに絞った5人のキャラが、1人の「今はこの世になき女性」を語る。

真実がどうなのか? が最後までハッキリとは分からないまま、5人が力を合わせ“そこ”へと突き進んで行く展開、そしてその中で次々と5人の「正体」が明らかとなり、それと同時に「力関係」もまた激変してゆくトコロが本作の最大の面白さであろう。

〜 こんなセリフもありました 〜

家元「しがない公務員です」
  「(彼女からの手紙の)内容がお世辞なのは分かってますよ」
  「あなたは展開に完全に付いて来れてないから、黙ってなさい」
  「こいつ(彼女に)コクったんだって・・バ〜カ!」←家元さんの“暗黒面”が表出(=^_^=)
  「(彼女に)近い人物がどんどん現れる・・いい気になって知識をひけらかしてた自分が滑稽だ」
  「僕なんて写真と記事を切り貼りしてるだけの“虫けら”さ・・この中で僕がミキちゃんから一番遠い」
  「なまじ僕たちファンがいたから・・彼女を一方的に追い詰めちゃって・・」
  「都合の良い仮説で何が悪いんですか? 真相なんて今となっては誰にも分からない」
  「アイドルは、虚像」
  「僕たちが今、ここに集まっていることにこそ意味があるんですね」

オダ「礼節、と言う言葉はご存知ですよね?」
  「最近の“何でもかんでも楽しければいい”と言う風潮には嫌悪感を抱きます」
  「これが自殺なんかする娘の笑顔ですか?」
  「正直、私は警察に対する嫌悪感を禁じ得ない」
  「警察なんて“お役所仕事”そのものだ!」
  「事件は現場で起こっているんだ!」
  「逃がさねぇよ・・逃がさねぇって言ってんだよ!」
  「(付着した)指紋なんかどうだっていい、彼が今取った行動こそが何よりの証拠ですよ」
  「離しなさいよ!」
  「(呼び名は)オダ・ユージでいい・・いや、オダ・ユージがいいんだ」
  「あんたらだって、ミキをスターにしたかったんだろ?!」
  「真実はある面において、常に主観でしかあり得ない」

スネーク「あ、ども、スネークっす!」
    「アロマキャンドルって顔かよ! お前なんか毎日香で十分だ!」
    「あんた怖いんだよ、オダ・ユージ」

イチゴ娘「・・無職です・・」
    「“戯れ”とでも申しましょうか・・」
    「(彼女は)脱いだらダメだよ・・絶対に」
    「現実になんて、何の意味がある!」
    「ストーカーと見守るってのは違うんだよ!」
    「さて、どう謝罪してくれるのかな?」
    「全ては、必然だよ」
    「(彼女は)アイドルだったんだ、正真正銘の」

安男「喪服を着れば盛り上がれるんです!」
  「なんか状況が激変してる・・」
  「また状況が変わってる・・」
  「あんたが追い込んだんだ! 彼女は“明るい自分”を演じ、振る舞ってただけだ!」

6人目の男「彼女の死が自殺だと? バカバカしい!」

追記1:ラスト、第6の人物により提示される“新たなるアイテム”・・今回は「眼を凝らし」眺めてみたが・・やっぱり「全く訳が分からなかった」(=^_^=)
追記2:小出恵介くんの「演技力の幅」を観た気がした。ドラマ『のだめカンタービレ』は殆ど観てなかったので、目下『僕の彼女はサイボーグ』における(彼の)キャラ造形との比較しか出来ないけれど・・(・ω・)

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コメント

いや~!面白かったです。
オフ会の5人が、ひとりでも欠けたらダメだったのが
まるでジグソー・パズルのようでグッドでした!

家元の台詞で
>「(彼女に)近い人物がどんどん現れる・・いい気になって知識をひけらかしてた自分が滑稽だ」

家元としては、「だったら最初から言ってよ!」的な恥ずかしい気持ちだったのですね。

最後の仮説に行くところは、それまでの伏線が完璧に生きてきて圧倒されました。

でも、6人目の男の登場で真相は闇の中・・・^^

投稿: ituka | 2008年8月15日 (金) 13時00分

ばんはです☆

今夜は“菅井きんとクロレラ”を観て来ました!(←違うだろ、全然!)
いやいや、スゴいですね〜あの世界観!

>いや~!面白かったです。

良かったでしょう(=^_^=) ただ、TVで観るとちゃちな“絵造り”に見えてしまうのは残念なトコです。

また、(家人など)他者の眼を気にしてしまうと、エンディングで踊る5人に、
突然に気恥ずかしさを感じてしまったりもします・・(=^_^=)

>オフ会の5人が、ひとりでも欠けたらダメだったのが
>まるでジグソー・パズルのようでグッドでした!

中座ばっかりしてるヤツがいて「今さら、どう絡んで来るんやろ?」と
ドキドキさせる演出が巧いです(=^_^=)

>家元としては、「だったら最初から言ってよ!」的な
>恥ずかしい気持ちだったのですね。

社会的身分では、彼が一番エリートなんでしょうけどね。。

>最後の仮説に行くところは、それまでの伏線が完璧に生きてきて
>圧倒されました。

悲惨であるハズの死の事実が、何となく薄められてしまう演出のスゴさもあります。。

>6人目の男の登場で真相は闇の中・・・^^

あのエンディングには、劇場でやられました(=^_^=)
5人がしっかり1年後に(誰1人欠けることなく)再結集してるのが、
あの場面のポイントなんですよね(=^_^=)

「なんだ、お前らやっぱり引っ張ってんじゃん!」みたいな。

投稿: TiM3(管理人) | 2008年8月15日 (金) 23時23分

こんばんは。
私も録画していたのを本日再鑑賞しました。
やっぱりこれは名作ですね。

仰る通り、劇場での初鑑賞時に比せば興奮度は落ち着いた数値になっていたかもしれませんが、その分、(ある意味)安心して細部を楽しむ事も出来ましたよ。
例えば、でぶっちゃー氏が例の癖を出し始めた時とか、ヤ○君が危ないパイに初めて手を出した瞬間とか、其々の人が立場の危険を察知して微妙に表情の変わる瞬間とか・・・。
でも、やっぱり私、同じところで泣いてしまいました。

で、今回、私も第六の人が示したアイテムをじっと眺めてみたのですが、、、、私も分かりません。もしかして誰かが侵入した証拠となる、みきちゃんちのドアをピッキングした針金??? でも今時のマンションのドアはあんなもので開いたりしませんよね~。結構形状は太かったし・・・。
もう一度そのシーンを眺めてみます。

投稿: ぺろんぱ | 2008年8月16日 (土) 17時53分

ぺろんぱさん、ばんはです。
今日も1本、行ってきました☆

予備知識も期待感も殆どなかったんだけど、コレが良かったんですよ!
また記事をアップしてみますね☆

>私も録画していたのを本日再鑑賞しました。
>やっぱりこれは名作ですね。

比較するのがナンセンスなのは承知の上ながら・・
『アフタースクール』とはエンタテインメントのレベルが違う! と思います。反面、観る人を選ぶんでしょうけど・・(⌒〜⌒ι)

>その分、(ある意味)安心して細部を楽しむ事も出来ましたよ。

そうですね。当時、劇場で2度楽しんだのが、ホンマの「通」
なのでしょうけど・・

>でも、やっぱり私、同じところで泣いてしまいました。

どこだろう? ・・ファンレターの入った※のトコかな?

>もう一度そのシーンを眺めてみます。

あれはもう、制作側の「最後っ屁」みたいなものかなと(=^_^=)
幾ら観直しても、スロー再生しても、見えては来ないんじゃないかと思います(=^_^=)

私的にはあのアイテム自体より「第6の人物の正体」でしょうかね。
育てのパパだったりして・・(⌒〜⌒ι)

投稿: TiM3(管理人) | 2008年8月16日 (土) 20時01分

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