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2008年7月 8日 (火)

☆『ゲゲゲの鬼太郎(2007)』☆

5日(土曜)夜の鑑賞。「土曜プレミアム」で“地上波初”とし放送された「実写劇場版第1作」の『ゲゲゲの鬼太郎』を観た。

ヴィジュアル系(なのか?)のイケメン青年・ウェンツ瑛士を鬼太郎役に、お馴染みの“鬼太郎ファミリー”の面々がCG三昧でよみがえる・・! ってことだが、既に同じノリの『妖怪大戦争(2005)』が三池カントクにより映像化された後なので、そんなに(企画に)新鮮味はなかったかも、だ。


地方都市にある某団地は「あのよランド」建設反対デモに揺れていた。昔ながらの(?)地上げで住民は次第に立ち退いて行くも・・一部の強情な住民らに対し「妖怪をけしかけて脅す」と言う非科学的かつ効果的(=^_^=)なやり方で手腕を発揮するのが、建設会社に雇われた自称“怪奇現象研究所長”ビビビのねずみ男(大泉洋)。

妖怪退治を依頼すべく、森の中にある“妖怪ポスト”に直訴文(?)を投函したのは三浦健太少年。そんな健太を姉・実花は「妖怪なんかいる訳ない。あたしは目に見えて触れるものしか信じないの」と取り合わない(←ねずみ男の計画が浸透してないじゃん!)。

一方、ゲゲゲの森に届けられた健太の訴えを受けた鬼太郎はすぐ現地に向かい、妖怪連中を成敗する。

鬼太郎に追い払われたねずみ男は、金銭苦から稲荷神社の拝殿に忍び込み、お供えの油揚を盗み喰らうが・・偶然にも地下の洞窟で光り輝く石“妖怪石”を発見、これもまた盗み去る。

“妖怪石”は妖怪が手にするとすごいパワーを発揮するが、霊力の限られた人間が持つと「邪悪」に心を奪われてしまうシロモノだった。
ねずみ男はそうと知らず「古美術・珍宝堂」で売却しようとするが、そこにたまたまやって来た健太の父・晴彦が店頭からそれを持ち去ってしまったのだ。

晴彦は間もなく店主の通報により駆け付けた警察に逮捕⇒連行されるが、寸前に健太へ“妖怪石”を託した。「誰にも渡してはいけない」と約束させて・・

石を管理していた狐一族のリーダー格・空狐(くうこ)は必死になり“妖怪石”を探し求める。遂に彼らは三浦姉弟を追い詰めるが・・そこに現れたのが、我らが鬼太郎だった。


うーん・・何だか「映像の殆どがCG合成でインチキ」と言う印象がなかなか拭えず、大してのめり込めなかった気がしたな。
キーとなるアイテム“妖怪石”も「厳重な管理下にあったか?」と言うと全然そうでなかったし、今になって何故、空狐らがそれを奪おうとしたのかも分かりそうで分からなかった。。

中盤、あるトリックを使い“妖怪石”が警察に押収されぬよう健太を助ける(?)空狐に対しては「そこで健太に石を持たせるから、鬼太郎がくっ付いて来て事態がややこしくなるんだよ!」とツッコンでしまった。
ああ言う場合、警察に持って行かせ、鬼太郎の管轄外のトコで奪う方がはるかにクレバーだと思ったぞ(・ω・)

小雪(天狐役)、YOU(ろくろ首役)、西田局長(輪入道役)、田中麗奈(猫娘役)、室井滋(砂かけ婆役)、間寛平(子泣き爺役)、中村獅童(大天狗裁判長役)など、そこそこに有名ドコロを集めてるが・・やはり『妖怪大戦争』ほどの節操なき(キャスト陣の)豪華さにはやや及ばず、そこは残念だった。ラストで水木しげる先生も登場しないし・・

ぜひ、本作でも「地上げはイカンです、ハラがへるだけです!」などとオチのセリフを決めて欲しかったぞう。

それにしても・・ゲゲゲの鬼太郎と言えば「♪お化けにゃ学校も、試験もなんにもない」とか余りに有名(?)な歌があるくせに、鬼太郎が「墓の下中学中退です」と自己紹介(?)したり、「天狗ポリス」が治安維持を担ってたり、「妖怪憲法第103条による妖怪裁判」なんかもしっかり開廷されたりして、かなり生きにくそうな世界だと気付かされた(×_×)

ラストでは谷啓演じる妖怪“モノワスレ”により、劇中の殆ど全てがリセットされてしまうんだが、

猫娘「またお父さんにやられちゃった?」
鬼太郎「まあね」
猫娘「いつものことじゃない」

とか、ややのんびりした調子で語り合ったりする辺りなど、鬼太郎の人生からすれば「日常茶飯事」であることが観客に示される。彼本人は「350歳」などと言ってたので、案外人間を助けるのも道楽みたいなもんに過ぎないのかも知れない。

〜 こんなセリフもありました 〜

目玉のおやじ「まさかお前、色気づいたんぢゃあるまいの?」
      「人間との関わりはいかんぞ、彼らは死ぬからぢゃ」

鬼太郎「そんなにしっかりしなくてもいいんじゃない? 泣きたい時は泣きなよ」

砂かけ婆「ここ(=法廷)にも鬼太郎に助けられた妖怪が沢山いる筈じゃろう!?」

天狐「憎しみは、憎しみしか生み出しません」

晴彦「盗んだけど・・盗んだ覚えはないんだ。魔が差したんだきっと・・弱い心につけこまれた。
   だけど、やってしまったことはどうしようもない」
  「助けてくれる人に思いっきり甘えろ、そして大きくなったらお返ししろ」

※ちょっとこのお父さんの言い分には引っかかるモノがあるんですが、、(・ω・)

ろくろ首「愛の寿命なんて、せいぜい3年よ」 ←本名は“和江”と言うらしい(・ω・)

追記1:「ねずみ男のヘアスタイル」「毛針を飛ばし過ぎると、鬼太郎の髪型がどうなるか」などの発見(?)はある。
追記2:某ロケーションで実花と鬼太郎が“ツーショット写真”を携帯で撮影するが、後に鬼太郎の姿のみ消えてしまう。・・が、背景の写った画像データそのものは残されてたぞ? アレはエエのか?
追記3:“黄泉の国”で、ひたすら俯いて(鬼太郎らの)背後を歩いてゆくサラリーマンの姿がただただ悲しかった・・(×_×)
追記4:『OUT(2002)』の記憶が未だに強烈で、寛平さんが怖いのなんの・・(⌒〜⌒ι)

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コメント

こんばんは。
ウェンツくんが鬼太郎という、その設定がヴィジュアル的にどうも解せません。(興業としては結果的に正解?)

ウェンツ君はどっちかと言うと好きなので、その細面の顔を活かして、芸能界生き残りをかけた捨て身の挑戦で「ビビビのネズミ男」を好演して貰いたかった気もします。
(間違えると俳優生命も絶たれる・・・???)

>鬼太郎が「墓の下中学中退です」と

へぇ~、知りませんでした。
しかし‘墓の下中学’って・・・。
私がウチの猫を友人に紹介する時に「猫田大学卒業です」って言うのとレベル変わんない・・・(^_^;)。

投稿: ぺろんぱ | 2008年7月 8日 (火) 21時13分

ばんはです☆

ご覧になられなかったのかな? それはそれで何ら・・(以下略)

>ウェンツ君はどっちかと言うと好きなので、
>その細面の顔を活かして、芸能界生き残りをかけた捨て身の
>挑戦で「ビビビのネズミ男」を好演して貰いたかった気もします。

ウェンツ君を好きな女性って多いですよねぇ(嫉妬!)
同性から言わせて貰うと「ああ言うイケメンは老け始めてからが悲惨だゾ!」
って思います。

まず太って来てね・・そんで脂ぎって来てね・・(あ、そりゃ両方とも俺か(×_×))

>間違えると俳優生命も絶たれる・・・???

スピンアウトとすれば面白そぅですね。

>私がウチの猫を友人に紹介する時に「猫田大学卒業です」
>って言うのとレベル変わんない・・・(^_^;)。

富山県に「滑川市立猫田高等学校」とかがあれば「なめねこ」などと略されるかもですね☆(いや、猫田はないやろ、、)

猫業界(?)にも学閥とかがありそうで、身につまされます・・

投稿: TiM3(管理人) | 2008年7月 8日 (火) 22時41分

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