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2008年6月 2日 (月)

☆『アサルト13/要塞警察(2005)』☆

1日(日曜)の夜。「日曜洋画劇場」にて“地上波初放送”された『アサルト13/要塞警察』を観た。

雪降る2004の大晦日。謎の武装テロ集団に突如襲撃されたデトロイト警察・13分署の当直警官らが勾留中の犯罪者たちとタッグを組み、それを迎え撃つ・・と言う何とも耳にするだにポンコツなサスペンス/アクション作である。。

イーサン・ホーク(ジェイク・ローニック巡査部長役)、ローレンス・フィッシュバーン(犯罪王マリオン・ビショップ役)、ガブリエル・バーン(組織犯罪対策班チーフ=マーカス・デュヴァル役)、ジョン・レグイザモ・・そしてブライアン・デネヒー(老警官ジャスパー役)(!)と異常に(=^_^=)豪華な俳優陣が集結してる割に・・物語そのものはやはり(予想に違わず)ポンコツだったんだが・・何やら“物語の骨格”には光るモノが確かにあったように思えた。

・・で、ウィキペディアで手早く調べたら・・

ジョン・カーペンター監督の初期作『要塞警察(1976)』の何とリメイクであることを知った! 更に、カーペンターは往年の名作西部劇『リオ・ブラボー(1959)』にインスパイアされ、オマージュ的な作品とし、この『要塞警察』を造り上げたと言う!

そんなことで、本作がリメイクされるまでの経緯を何の苦労もなしに(=^_^=)ネットでただ調べただけながら、どうにも愛おしく感じ始めたのだった☆
・・いや、そんでもやっぱポンコツはポンコツなんやけど(×_×)

「雪景色」の「年末」に「テロ発生」、と言うと誰がどう連想しても『ダイ・ハード2(1990)』が浮かぶと思うんだが、まぁそう言う“既視感溢れる無難な設定”を選択したおかげか、非常に分かり易い造りではあった。

脚本自体は決して悪くないハズなので、問題は「観客をのめり込ませる」更に数歩踏み込んだ演出やカメラワークなのだろう。特にガブリエルのキャラはもっと重く、深い仕上げが望まれた。「無抵抗な人間の眉間しか撃ち抜けない悪党」と言うち〜こい人物像にまとまってしまってた。
レグイザモなどは更に酷く、ペラペラ喋り⇒逃走をはかり⇒退場、と言う勿体なさ。どうもこのしとって『コラテラル・ダメージ(2002)』からこっち、ワタシの中では「銃撃に依る即時退場」の印象が深く刻まれてしまってる。。
何とかもうちょっとエエ役柄を(選んで)演じてもらえんモノやろかネ。

私的には、テロ集団の正体が明らかとなった辺りで、結構のめり込み始めてたんだが・・流石に「犯罪者らを解放し銃器を持たせる」と言う展開には「おいおい!」と突っ込まざるを得なかったな(・ω・)

あそこでドラマ版“スパイ大作戦”じゃないが「包囲してる連中がグルで、実は数人しかおらず・・内部から自発的に解放させる手口(トリック)だった!」みたいな“いじくり方”をしたら面白かったのにな〜などと考えたものだ。

それにしてもテロ集団。。赤外線(レーザー)ポインター付無反動小銃+閃光弾+防弾チョッキ+暗視ゴーグル、と過剰過ぎるぐらいの“完全装備”だったのにも関わらず、あのスローモーな攻めっぷりって何なんやろ、、まるで我が国のS※Tのような不甲斐なさである(×_×)

〜 こんなセリフもありました 〜

ビショップ「私の知る限り、今まで一度も、神は救いを求める者に応えた事はない・・だから信仰を棄てた」
     「危険を顧みず私を助けるとは、立派な姿勢だな・・全く共感はできないが」
     「人の死に打ちのめされた時、選択肢は2つ・・酒を飲むか、それを乗り越えるかだ」
     「初めて会った時、お前はおどおどして、私の顔もまともに見られなかったよな?」 

デュヴァル「私には、部下とその家族全員を護る責任がある」

※「車で待ってろ、あんたはここから先を見る必要はない」

アレックス「死ぬときは、潔く死にたいわ」

ローニック「あんた、警官だろ?」

追記1:スポンサーCM突入前の字幕、今回は「ド迫力の銃撃戦!」「絶体絶命!」「謎の武装集団の正体とは?」「怒濤の後半戦に突入!」などと、観る者のハートを鷲掴みにしてくれますた(=^_^=)
追記2:『ダイ・ハード(1989)』シリーズもそうだが、主人公が最初に戦う相手(テロ組織のザコ)って、大抵はかなり格闘戦が長引き、かつ妙に強いのが“お約束”なんだが、、本作ではやたら弱かった。。
追記3:手にした警棒(トンファー?)で、独房の鉄格子をガラガラ叩き鳴らしながら歩く主人公。あれ、一度はやってみたいシチュエーションです(=^_^=) 『ターミネーター2(1991)』を観た時からの悲願なンです(=^_^=)
追記4:だんだん“フレッシュでミステリアスな印象”の消えて行くイーサンくん・・何処へ行くのだあなたは。
追記5:主要キャラの殆どが眉間を撃ち抜かれ退場する演出は、流石にスクリーンでは衝撃的だったことだろう。

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