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2008年5月 5日 (月)

☆『沈黙の追撃(2005)』☆

4日(日曜)の夜、「日曜洋画劇場」にて“地上波初放送”されたモノを観た。主演がスティーヴン・セガールってことで、それだけで鑑賞時の姿勢・態度までもがダレてしまうんだが(すんませ〜ん)
「何処かに何か、きっと光るモノがある筈や」とか「(専属(?)の吹替え男優である)大塚明夫の声を聞くだけで、きっと癒しとなる筈や」とか、色々と“観るための理由”を自分の中で探しつつ、観た(=^_^=)

ウルグアイのアメリカ大使館において、シークレットサービスが女性大使を射殺した上、彼ら同士で撃ち合って全員くたばる・・と言うそれだけで1本の映画になりそな(=^_^=)惨劇が起こる。
事件の裏に、マインド・コントロール(←略して“マイコン”(・ω・))の第一人者=レイダー博士の存在があることを知った合衆国は海軍提督に命じ、博士の潜伏するダム(型の地下要塞)への特殊部隊による攻撃を開始する! ・・が、これが見事に失敗、隊員5名がまんまと捕虜になってしまうのだった。

事態を重く(或いは軽く?)みた首脳部は、政治的理由により長期間服役状態の続いている面々を仮釈放させ、博士殺害&捕虜救出&(それとお好みで)ダム爆破の指令を与える。

で、そのリーダー格として登場するのが“沈黙の男(と言いつつ、よく映画界を出しゃばり賑わす“お祭り野郎”だったりする(⌒〜⌒ι))”クリス・コーディー大佐(セガール)その人なのだった!

何だか、ご尊顔のむくみ具合とか、格闘シーンの少なさとか、逆にアップの多さとか、生え際の違和感(おっと・・)とか、、色々と気になるトコはあったものの、それなりにアクション・スターやってくれてました☆

が、脚本&演出がとんと面白くない。だらだら観るには良いんだが、テキの最大の武器が「洗脳」ってのがどうもねぇ・・「マイコン発動時」に当事者の脳内で起こる“葛藤的映像”も何度か拝めるんだが、別に怖くも何ともないし〜(×_×)

ただ、そんなつまらない進行の割に「空撮」「(多岐に渡る)ロケ」「(スタイリッシュ気取りな)映像演出」「爆発」「銃撃戦」「戦車登場(←ハリボテかも、、)」「カーアクション」などにきっちり資金かけてやってくれてたことには感心した。お茶を濁すような陳腐なセク〜スシーンもなかったし。(←濃厚なヤツならあった方が嬉しいんだけど)

思うには「セガール作品」も一種の“ファンド”みたいなもんなんじゃないか、と。超一流のエージェントたちが「過去のセガール作品のダイジェスト映像」をアタッシュケースに入れて携行し、世界各地(の資産家)を飛び回り、惚れ惚れするような話術でもって、ガンガン資金を集めてるんじゃないか、と。
そんな妄想を抱いております、ワタシ(=^_^=)

まぁこう言う“Bな作品”の場合、テキボスの死に方を当てる、ちぅクイズ的な楽しみ方もあり(楽しむなよ)・・
大抵の場合「爆死」か「墜死」か「その混合型」が多いんだが、本作もまた「吹っ飛ぶ」ってシチュエーションが見事に“B”なセオリー内にきっちりおさまってて、それだけで嬉しかった(だから嬉しがるなよ)

セガールの強引なセリフも、ひとたび大塚明夫氏の“美声”のフィルターを通せば、俄然その輝きを増すのが面白い☆
例えば、独立に揺れる街=モンテビデオの広場で悠然と「大きな騒動の渦中に居た方が、目立たない」とか決め打つんだが、ここが大塚ボイスじゃない場合「いや、おまいら、めちゃくちゃ目立ってるやんか!」と突っ込みたくなってしまう筈だ、きっと。

あ、本筋と関係ない所だが、悪党どもが“巣窟”とも言える闇企業=キリンダイルの社屋に入る際、車内では「カネのハナシなら(本社の)中でゆっくりしようや・・」みたいな“越後屋トーク”をしてるのに、そばの警備員が妙にすがすがしく「どうぞぉ、お入りくださぁい!」とか声高に放つセリフに爆笑してしまった。おまえら、コント気分かよ!

セガールファンとしては“朗報”と言うべきか? 本作では一時的にウルグアイのアメリカ大使になり済ましたセガール(いわゆる「1日ふるさと大使」みたいなもんか?)・・こうなれば(どうなれば?)この次は「なんちゃって大統領」とかにまで“暴走域”を拡大するんかも知れないネ☆

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