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2008年3月 7日 (金)

☆“鹿男あをによし”の第7話&第8話を観た☆

6日(木曜)。
先週の放送すら、まだ観れないままとなってた連続ドラマ“鹿男あをによし”を2話立て続けに鑑賞。

前回、第6話を観終わった時点で「これはやばいな〜」「リタイアするかもな〜」とうすうす感じ始めてたんだが、この2話がとにかく! やたらと面白くてびっくりした。溜まりに溜まってた白濁した濃い〜液体がイッキにほとばしり出た、そんな感じである(どう言う例えだよ)

基本路線は「今風なビデオ撮り系軽薄映像」なので、保存しとこう、とまでの食指は動かなかったものの・・これが長編映画(フィルム撮り)だったら、即座にDVDソフトの購入を前向きに検討するトコロやな〜とまで考えてしまった。

ってことで、第6話とともにリタイアしてしまった皆さん・・残念でした!

第7話・・先週録画しておいたもの。妙に奈良女学館高校において“存在感の突出”してる生徒・堀田イト(多部未華子)が殆ど主役。彼女の失踪騒ぎを皮切りに、物語が大きく進展をみせる。
劇中でイト自身のセリフにより、彼女がこれまで主人公・小川(玉木宏)に見せて来た数々の言動の謎が解かれる。
これまで実にノロノロと進み、良く分からないまま蓄積されて来た“数々のフリ”がかなり片付く展開&演出は素晴らしい。

このスッキリ感って何やろ? と考えたら『ユージュアル・サスペクツ(1995)』が思い浮かんだ。あの映画も中盤を過ぎるまでは「訳が分かんなくて、つまんなくて、観ててホンマに苦痛」だったからなぁ・・(⌒〜⌒ι)

演出面での大きなバックアップ(手助け)を得て輝いてたイトに対し、福原“重さん”(佐々木蔵之介)、藤原(綾瀬はるか)、そして小治田教頭“リチャード”(児玉清)の各キャラの存在もまた、やたらとパワフルで良かった☆

劇中ではある意味、ポイントが「その人物が果たして“人間”なのか“神獣の使い”なのか」って感じにもなって来るんだが、

教頭が「小川先生、あなたの生徒は堀田だけではないんですよ」
   「うちにはそんな(破廉恥な)教師は1人もおりません。ここは彼に任せてやって貰えませんか?」などと言えば「おおっ!」と感心してしまい、そこに

重さんが「立派な実績があって、皆に尊敬されてて、いつもニコニコしてる・・からっていい人とは限らない」
    「誰かに頼ることは、別にカッコ悪いことじゃない。自分の弱い部分を認めるのも1つの強さだってことだ」などとぴしゃりと放ってくれると「そうや!その通りや!」と激しく同意してしまう。

重さんのシニカルで傍観的で・・それでいて真実を衝いてるようなそんなキャラが、作品の外縁に位置しつつも、実にイキイキと静かに輝いてくれてるのだ。こんな不思議で面白いキャラは久しぶりに観た気がする。

少し“鹿”によるヒントが主人公に提示され「“ねずみ”とは、被害妄想のヒステリーばばあ」「“ねずみ”は大阪にいる」とのことだが、結果的にその2点はミスリード(引っかけ)だったようである。それにしても、なんであの鹿ってばそんなウソばっかり教えるんやろ?

第8話・・前話を観終わるや否や、リアルタイムな放送時間に突入した(⌒〜⌒ι) 今回は専ら「“ねずみの使い番”が誰なのかを突き止めろ!」と言うお題(?)に従って、物語は流れた。また、ある意味(直接的な対峙ではないにせよ)“重さん”と“リチャード”の対決が更なるヒートアップを見せてくれた☆

※※と言う人間が「良く分からなくなって来た」藤原に向かって、
「本当にいい人だと思ってる? 何かが引っかかってるんじゃないの?」とヒントを放つ重さん。あんた、かっこ良すぎるよ!

別なシーンでは、とあるキャラに“直球な質問”をされ、まっすぐな視線で即座に「はい」と答え切った藤原・・を演じた綾瀬さんの表情が素晴らしかった!

所詮はドラマ(ファンタジー)、と言ってしまえばそれまでなんだが、実人生でも「Xと言う余りに巨大な人物に、正面切っては全く勝ち目のないちっぽけな男Aが、Bと言う人間をじわじわ動かし、そのBがCと言う人間を動かし・・と繋がっていけば、最後にはA、B、C・・が共闘する形でXに“とどめを刺す”ことだって出来るんやなぁ」と思ったものだ。

自身に、密かに他人を動かす力が備わっているのかも・・などと妄想を膨らませつつ・・
(ま、備わっていたら、毎日こんなにも打ちのめされはすまいと思うけど(=^_^=))

※大和の古代史に関し、驚異的な集中力&好奇心&記憶力を発揮する藤原。ついつい「奈良のそっち系の施設の音声ガイド(ナレーション)に綾瀬さんを起用してはどうか?!」と真剣に思うものである(=^_^=)

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コメント

再び今晩は。

TiM3さんは『あしたの、喜多善男』はご覧になっていないのでしょうか・・・・。
↑ すみません、“鹿男”の内容に関するコメントじゃなくて・・・。
“羊男”なら春樹の小説によく出てくるのでコメントできるのですが・・・。←これも余談・・・ごめんなさい。

投稿: ぺろんぱ | 2008年3月 7日 (金) 21時04分

ぺろんぱさん、ばんはです。

返事が遅くなってすみませんでした(⌒〜⌒ι)

>TiM3さんは『あしたの、喜多善男』はご覧になっていないのでしょうか・・・・。
>すみません、“鹿男”の内容に関するコメントじゃなくて・・・。

いや・・観てないのです。。
連ドラを週に2本は難しい。。

意外とサスペンス系らしいですね。
ただ、あの主演男優の印象が『三丁目の夕日』で余り良くなくて・・ちょっと観る気にならないのでした(・ω・)

映画版が造られたら、是非に☆(おいおい)

投稿: TiM3(管理人) | 2008年3月 9日 (日) 23時42分

再びこちらにお邪魔します。こんばんは。
昨日、喜多さんのドラマが終わりまして・・・(私も民放ドラマではこれ一本でした)。
で、映画版、きっと造られる予感がしましたので、その時はどうぞ是非ご覧下さいね。confident
あっ、でも主演は小日向さんのままでいいですか?

投稿: ぺろんぱ | 2008年3月19日 (水) 20時14分

ぺろんぱさん、ばんはです☆

残業が減って来たんですが、これまでに溜まってる雑事に忙殺されてて
結局なかなか劇場に行けてません(×_×)

最近の映画ってさっさと観とかないと、すぐDVD化されますからねぇ・・(⌒〜⌒ι)

>再びこちらにお邪魔します。こんばんは。

なかなか面白い記事が更新出来なくてかたじけない。。

>で、映画版、きっと造られる予感がしましたので、その時はどうぞ是非ご覧下さいね。

(劇場版に)短くまとめてしまって良いのだろうか・・

>あっ、でも主演は小日向さんのままでいいですか?

西村雅彦さんに変わってしまったりして(×_×) ←ダブルキャスト?

投稿: TiM3(管理人) | 2008年3月20日 (木) 23時49分

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