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2008年3月 1日 (土)

☆『シークレット・ウィンドウ(2004)』☆

24日(日曜)。「日曜洋画劇場」にて“地上波初登場”の触れ込みで放送された『シークレット・ウィンドウ』を観た。
劇場公開当時から「スティーヴン・キング原作」「ジョニー・デップ主演」ってことで、かなり気になってたサスペンス作品ではあったが・・実際に観てみたら「微妙〜」な1作であった。
・・って言うか同じキング原作の『シャイニング(1980)』を先に観て、知っているかどうかで随分と評価が変わって来る映画なんじゃないか、と思う。

都会の喧噪から離れた“タシュモア湖(←どうやら架空の地名らしい)”の畔(ほとり)にコテージを構え、執筆活動と称しつつひたすらに自堕落な日々を過ごす作家モート・レイニー(デップ)。どうやら彼には「妻の浮気による別居から半年、スランプが続いている」「盗作をし、その事実を闇に葬った過去がある」などの事情を抱えているらしい。

そんなある日、ジョン・シューターと名乗る南部(ミシシッピ州)出身の不気味な男(ジョン・タトゥーロ:大塚芳忠氏の吹替えがぴったり!)がレニーを訪問し「俺が1997年に書いた小説『種を蒔(ま)く季節』を盗作したろ?」と言いがかりをつける。シューターと言う男の存在も、その作品にも覚えのないレニーは最初取り合わなかったが・・気になって自身が執筆した小説『秘密の窓』(短編集『誰もが密告者』所収)をめくってみると・・果たしてそれは主人公の名前と物語の結末以外は全く同じ作品なのであった!
自らの潔白を晴らすため、レニーはニューヨークの出版元に保管されていると言う1995年の掲載雑誌を“証拠品”として取り寄せるべく、友人である探偵ケンに連絡を取るのだが・・と言う流れ。

主人公にデップを据え、そこにタトゥーロを絡ませる・・ってことで前半の演技合戦から一転、きっと後半はかなりなアクション系orスプラッタ系に変わるんやろかな〜(←そう言う変貌を遂げるサスペンスって意外と多いんで)と思いきや、決してそうではなく。。
結局ワタシは「やっぱりそう落とすんかい!」と呆れつつもツッコんでしまうのだった。

まだしもおどろおどろしさが充満していた『シャイニング』の世界観に比べ、本作に関しては「閉鎖感がない」「やってることが単なる焼き直し」「コテージ全体に“秘密”がなさすぎる」・・とどうにも納得出来なかった。
加えて中途半端にレニーの周辺でキャラの出入りし過ぎるのもイマイチやったなぁ、と。

取り敢えずは「(コテージの)隠された部屋」とか「ミスリード(引っかけ)役キャラの言動」とかをもっとやって欲しかった。
オチっぽいトコではあるが「シューター」なる名に秘められた(?)意味合いも・・実際には余り(手段的に)関係してなかったようだし(・ω・)

色々考えると、どうにもあの家政婦(ガーヴィーさん)も「本当のトコどうだったのか?」「その後どうなったのか?」などと色々と違うトコにまで気が回ってしまう。・・にしてもエイミーさん、もうちょっと“あの人物”について、寄り添っている間に気付くトコもあって然るべきだったと思うんだが。。

〜 こんなセリフもありました 〜

シューター「イカレたヤツは、生きてちゃいけないんだよ」 ←ちょっと配慮に欠ける発言かも、と。。

※※※「何故、帽子をかぶった? ・・望みを遂げるためだ・・」

レニー「そして僕は、カウチに戻る」
   「小説は、結末で決まるから」

追記:本作に併せ『アイデンティティー(2003)』『エンゼル・ハート(1987)』『ファイト・クラブ(1999)』『メメント(2000)』・・なんかも観ると・・流石にだんだんイヤになって来ると思う(=^_^=)

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