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2008年2月 3日 (日)

☆“特命係長・只野仁スペシャル2008”を観た(・ω・)☆

2日(土曜)。先週も金曜までみっちり残業続きで、すっかりぐったり疲弊してしまった毎日。ガバッと起きた時点で・・既に午後2時を回ってしまっており、流石に苦笑してしまった。

天気の良いのが外出を誘ったんだが、そこで出かけちゃうと何にも出来ないまま終わるんで、自室にこもり溜まってた新聞記事を出来る限り片付けた。何とか今週分は片付いた気もするので、明日は外出などをしようと考えている。寝過ごさない限りは・・(⌒〜⌒ι)

夜は、珍しくも民放の特番ドラマ「特命係長・只野仁スペシャル2008」を観た。裏で放送されてた『星になった少年(2005)』も決して悪くはなかったんだが、劇場で既に一度観ており、主人公(柳楽優弥演じる)の父親(高橋克実演じる)の言動がどうにも不愉快(←役の上で)だったのを思い出したので、観るのはやめることとした(あのエンディングも(それが事実にせよ)あんまりだったし・・)。
ただ、後から「武田鉄矢の登場シーンだけはも1回観ときたかったな〜」と少し後悔もした(⌒〜⌒ι)

さて、「特命係長〜」だが、これまでに原作(コミック)を読んだこともなく、ドラマを観たこともなかったが「分かり易くて面白く、中年サラリーマンの悲哀が見事に描かれておりこたえられない」的な評価を何処かで(←だから何処だよ!)見たか聞いたかした覚えがあるので、興味津々で観てみた次第。

主演の高橋克典(只野仁役)と言えば・・かなり以前に観た民放連続ドラマ『ピュア(1996)』における、主人公(和久井映見演じる)の兄貴だか従兄弟だかの役の頃をうっすらと覚えている程度か。久しぶりに彼の演技を観てみたが「真面目そうに見えて不真面目そうな、健康そうに見えて不健康そうな、ヤバそうに見えてユーモラスそうな」・・そんな相反する数々のイメージを微妙なバランスで成立させている、面白い男優に育ったんやな〜と感心させられた。

大手広告代理店に勤務する地味な総務課係長・只野仁には風采の上がらない「昼の姿」とは別の、黒川会長(梅宮辰夫)直々の“特命”を受け社内外(主に社外?)の問題解決に奔走する「夜の姿」があった。

今回の依頼者は会長の知己である帝都銀行・五十嵐頭取(竜雷太)。彼が目をかけていた真面目な銀行マン・青木(竹本孝之)の謎の自死を皮切りに、次々と銀行関係者が謎の自殺を遂げて行く・・みたいな流れ。

ドラマには付き物の「ビデオ撮り」であることから、良くも悪くも映像や世界観が「薄く軽く」仕上がってるが、人がばんばん死んで行く割に不快感・恐怖感などが殆ど伝わって来ず、むしろ「流し観る作品」としてはかなり高いレベルを実現していたと感じた(=^_^=)

昼と夜の只野のビジュアルの変貌がまんま『蘇える金狼(1979)』のノリで楽しい。かの作品の故・松田優作より、わざとらしさが「薄い」ぶん「化ける演出」を徹底的に研究したスタッフの苦労(?)がうかがえたりもする。スペシャル版ならでは(?)の豪華さで、今回の只野はもう1人別な人格に「化ける」んだが、こっちは敢えて「コント路線」に走ってて(=造形が粗い)そのメリハリの付け方も楽しかった。

設定的には「昼間は窓際的存在で、極めて存在意義に乏しい」みたいなこの只野だが、ワタシから見れば「同僚の誰にも迷惑かけてないし、職場での立場・雰囲気も悪くないし(決して浮いていない)、会長室に出入り出来る立場だし(←こればかりは外野から見て「メチャメチャ不自然」だと思うが・・)、上司(佐川課長)に何やらかなり目をかけて貰っているような印象すらある・・ってことで「あんた、夜の顔ヌキでも十分うらやましいやんか!」と突っ込めてしまった。
(特命優先で活動してるからには、恐らく遅刻・欠勤も多いハズだし・・出張や研修の扱いなんやろか?)

死んだ青木の恋人であった派遣職員・篠原や、青木のライバルであった中津川(川崎麻世)、篠原を敵視する行員・ルミ(小嶺麗奈←何とまぁ!)など「怪しそうなキャラ」を適度に配しており、そのチープな世界観から、ついついチープに犯人像を推理してしまうチープな自分に苦笑させられたり。こう言うライトな作品の場合、特に脚本家が「ミスリーディング(引っかけ)」にアタマを悩ませずとも、視聴者が勝手に引っかかってくれるのが、作り手側としても醍醐味を覚えるトコではなかろうか(=^_^=)

午後9時からのドラマにしては、ベッドシーン(←エッチ度に関してはかなり低い)があったり(逆にキスシーンが全然なかった・・曖昧な濡れ場の方が女優さんや所属事務所からOKを貰い易いんやろか?)、更衣室のシーンで女性のバストがモロに見えたり(ほんの1秒前後だったが)、股間モザイクネタなんかも頑張ってくれてた(とは言え、やや過激レベルの上がるのは午後10時以降だったか?)。

特命を帯び、命がけの仕事(?)をする見返りに、十分な給料を貰ってるんやろな〜・・と思えば、銀行の預金残高が3万円ちょいと言う只野には意外な感。もっと貰えばエエのに。それとも下半身系の役得が付随する(?)特命ゆえ、カネではない崇高さ(←どんなだ!)に惹かれて続けてるんかも知れない。

いや、それにしても・・青木の過去に関する「とある銀行員」の物語。あすこのネタの解決篇(?)にはちょっと泣かされそうになってしまった。あの辺りのセリフ回しはなかなか良い!(脚本で読むときっとつまらないだろうから、やはり俳優さんの力によるものなんだろう)

〜 こんなセリフもありました 〜

佐川課長「役員は社用車で送り迎え・・きっと満員電車の辛さなんて知らないんだろうねぇ」
    「オレの人生、あれからずっとパスボールだらけ・・」

只野「品性だけは金で買えなかったみたいだな、あんた」

追記1:ビル屋上でのシーン。大して緊迫するトコでもないのに、只野の頬に汗が・・つまりは夏場の収録ってこと?
追記2:只野のベッドシーンは全て「女性上位」のスタイル。視聴者(特に女性)からのクレームが最も付きにくい体位なんかな?
追記3:同僚が顧客に告げる「青木は、他界致しました」の言葉に何だか違和感。確かにそれが「事実」だろうけど、、も少し言い方はないんやろかねぇ。
追記4:劇中の某キャラの自殺事件。バスローブの紐の結び方に関し、只野の推理が冴える(?)が、警察はそこをどう判断したんやろ?(ってか、事件全般に「指紋」とか「毛髪」とか色々遺留品があると思う・・)
追記5:劇中のセリフ「銀行には法人税がないんだよ」について、早速ネットで調べてみた。なるへそ。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q119891871

※無断リンクで済みません。
追記6:只野のバトルシーン。格闘動作の合間にブルース・リー調の“怪鳥音”が薄く入るのが良い!それにしても、メチャクチャ鍛え上げてるね(⌒〜⌒ι)

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