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2008年2月15日 (金)

☆市川崑監督のこと☆

イマドキ、と言おうか・・残業やらナニやらの連続で、なかなか新聞に日々目を通すことが出来ないでいる。そんな訳で、時としてワタシにとっての「真っ先の情報源」と言うものの1つが“ケータイ電話を開いた際、待ち受け画面の下部に流れるニュースサービスの見出し”だったりする。

昨夜(13日)の帰り(タクシー帰宅となりますた・・)、そんなケータイニュースで知ったのが、映画監督・市川崑氏の訃報。まずはご冥福をお祈りしたい。

・・と、ここでウィキペディア(オンライン百科事典)で監督の項目をざらっと読んでみた。

三重県伊勢市の生まれとは知らなかった。アニメーション作家からの転身(?)と言うことも。

若造のワタシからすれば、どうにも市川監督=“カドカワの金田一もの映画”と言う浅はかな連想&印象が強い訳であるが・・奇しくもと言おうか、昨年末(07年12年)に恐らく代表作と呼べるであろう『炎上(1958)』をDVDソフト版で購入⇒鑑賞の叶ったことは嬉しかった☆
“網羅”と言うには余りにほど遠い鑑賞フォロー数ではあるが、あの(作品の)モノクロな世界観と言い、非常に手を付けにくい題材と言い、市川監督でなければ再現・・ドコロか撮影にすら踏み込めなかったような感じもする。
エンディングのみ、ワタシの好みではなかったのだが、まぁ「ああ言う幕引きこそが相応しい」と脚本を練った上での結論だったのだろう。

リメイク版のTVドラマ(市川監督が再びメガホンを執られたらしい)でしか観れていないが『黒い十人の女(2002)(←オリジナルは1961)』も世界観や着眼点は面白かった。何となく“そうそうたる女優陣が冴えない男優を囲む”ってなテイストがフランス映画とかで幾つかありそうな気がする(『8人の女たち(2002)』とか・・(・ω・))。

『犬神家の一族(1976)』『悪魔の手毬唄(1977)』『獄門島(1977)』『女王蜂(1978)』『病院坂の首縊りの家(1979)』・・の一連の“探偵・金田一耕助シリーズ(原作:横溝正史)”に関しては、とにかく狙ってか狙わずか(きっと狙ってたんだろう)ほとばしるケレン味(←もちろん良い意味で)が凄まじかった。
ババ〜ンとでっかく出るタイトルのクレジットなどは“新世紀エヴァンゲリオン”に半端じゃないインスピレーションを与えたに違いないだろうし、後頭部を殴りつけたら血しぶきがバシューッ!と吹き出るわ、頭部とか腕とかがちぎれてすっ飛ぶわ、何だか“和製スプラッター映画の金字塔”って風格すら漂ってたな(⌒〜⌒ι)

『天河伝説殺人事件(1991)』『どら平太(2000)』とかの頃にもなると、何だか映画作品にパワーダウンを感じてしまったものだが、最晩年の『ユメ十夜(2007)』なんかは、原作(=夏目漱石による短編集)が素晴らしいだけに、いつかは衛星第2で・・と日々心を浮き立たせているワタシである(=^_^=)←DVDソフトを購入せぇよ!

※なお、俳優(映画監督役)として、三谷幸喜の最新監督作『ザ・マジックアワー』に1シーンのみ出演されているそうである。願わくば『舞妓Haaaan!!!(2007)』における植木等さんの“最後の出演”の時のように「“じじぃ呼ばわり”されつつ去っていく気の毒さ」を漂わせることがなければ良いのだが。。

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コメント

 まだ撮る!と言っておられた監督だっただけに残念でなりません。ご冥福をお祈り致します。

私としてはちゃんと鑑賞したといえる作品は犬神家…以外に『ビルマの竪琴』『細雪』『ユメ十夜(第二話)』といった辺りでしょうか。細雪は、ラストで桜の持つ魔性をあわあわと描いておられたのが印象に残って?います。(って、もしかしたら違うラストだったかも・・・。)

>恐らく代表作と呼べるであろう『炎上(1958)』

そうなのですね。観てみたい気がします。
監督の追悼の特集とかで放映されるでしょうか。
(それこそ、ソフトを購入せぇよ!と言われそうですが・・・)

 余談ですが、おりんさん、読了しました。
活字で泣いたのは久し振りでした。

投稿: ぺろんぱ | 2008年2月16日 (土) 20時12分

ぺろんぱさん、ばんはです。

なかなか、映画を観るまとまった時間が捻出出来ず、ツライトコです。。
(特に平日はほぼ全滅です(×_×))

>私としてはちゃんと鑑賞したといえる作品は犬神家…以外に
>『ビルマの竪琴』『細雪』『ユメ十夜(第二話)』といった辺りでしょうか。
>細雪は、ラストで桜の持つ魔性をあわあわと描いておられたのが印象に残って?います。
>(って、もしかしたら違うラストだったかも・・・。)

『細雪』は脚本家・和田夏十(なっと)さんとの最後の共同作業だったそうですね(未見ですが・・)。『ユメ十夜』は期待値が高まって仕方ないです〜。

>そうなのですね。観てみたい気がします。
>監督の追悼の特集とかで放映されるでしょうか。
>(それこそ、ソフトを購入せぇよ!と言われそうですが・・・)

いや・・主要な登場人物がそれぞれに「障害」や「醜聞」を抱えていて、ちょっと不特定多数に放送するには問題があるように思います・・
なかなか難しいのではないでしょうか(・ω・)

>余談ですが、おりんさん、読了しました。
>活字で泣いたのは久し振りでした。

おおっ、ワタシは映画版を観てみようと思います。
福井にロケツアーする日も、きっとそれほど遠くはないでしょう(=^_^=)>

投稿: TiM3(管理人) | 2008年2月16日 (土) 23時40分

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