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2007年10月 2日 (火)

☆『トランスポーター2(2005)』☆

30日(日曜)。購入して来た某家電を接続したり、ごにょごにょやってる間に、ずいずいと時間が進んでしまい、自室のテレビで映画を観ることとした。
「日曜洋画劇場」で“地上波初登場(←たぶん)”された『トランスポーター2』である。

ジェイスン(←と表記してた、、私的にはジェイソンでエエと思うが)・ステイサム演じる主人公が、本職の「運び屋」から(ある意味)逸脱した命がけのトラブル(の連鎖)に巻き込まれつつも、持ち前の(?)超人的な身体能力&悪運の強さでそれらを難なく突破しちゃって行くシリーズ。
個人的には「運び屋として貫徹(≒完結)された物語」をこそ期待してるんだが、どうにもすぐ「本業を脱線」しちゃうトコが、本シリーズ最大の魅力でもあり難点でもある(⌒〜⌒ι)

元特殊部隊長とし、世界各地を戦い抜いて来た男=フランク・マーティン(ステイサム)。軍を退き民間人(半民間人?)へ転身した彼は、今や「世界最強のプロの運び屋」とし表裏の世界に名の知られた男となっていた。
彼が重んじるのは「ルール」であり、自らの仕事に関し「契約厳守」「(依頼人の)名は訊かない」「依頼品は開けない」の3ルールを設け厳格に遵守している。

彼は現在、麻薬取締局長(?)ジェファーソン・ビリングス氏(マシュー・モデイン!)の屋敷に雇われ、一家のひとり息子・ジャック(6歳)の送迎を平和に引き受けている。そんなある日、ジャックに予防接種を受けさせるため向かった診療所でテロ(?)が勃発、辛くも一味の何人かを撃退(≒殺害)したフランクであったが、結局ジャックは組織に誘拐され、彼自身がその容疑者とし連邦保安局(?)に追われる羽目となる。

偶然にもフランスからマイアミに遊びに来ていた友人(?)タルコーニ警部や、彼の無実を信じるビリングスの妻・オードリーの(携帯電話を介しての)協力を得ながら、フランクは単身、組織を追い詰めてゆくのだった。
そして彼は、全米の麻薬取締体制の壊滅を狙うウィルス・テロ(バイオ・テロ?)計画とその背後に蠢くコロンビアマフィア(←有りがち・・)の存在を知るのだった・・みたいな展開。

前作(2002)ではフランクの愛車はBMW(735)であったが、今回はアウディ(A8)である。御大(=^_^=)リュック・ベッソンが製作&脚本で大いに采配を振るっていることからも(=^_^=)、ごちゃごちゃと訳の分かんないギミックが車内に色々搭載されてるようだ。アウディのボディやガラスも完全防弾仕様となっておるらしい。
それにしては大して(オリジナルからの)重量増となってなさそうなのが不思議なんだが・・(⌒〜⌒ι)

カーアクションより、ステイサムの体術(≒格闘技)の方がよほどカッコ良かった印象か。身近にあるモノを咄嗟に武器や楯にし、攻防を繰り広げるのは出色(特に後半の、棒術で戦うシーンがなかなかイイ! ちょっと『燃えよドラゴン(1973)』とか『ペイチェック/消された記憶(2003)』入ってますわ☆)
しかしその一方で、冷静沈着で常に計算高いかと思えば、後先も考えず、某アイテムが外へ投げ捨てられたのを眼にし、窓を突き破って「ソレを掴むためだけ」に飛び降りるトコなど、アホなんだかどうだか良く分かんない(現実世界なら、あれは確実に“アホな行為”と思う)。
診療所内で戦うシーンなども、床に転がった「木製ドア」をシールドにして銃弾を防いでたが・・あのドアに銃撃を止めるだけの“何らかの秘密(防弾加工)”があったようには見えなかったぞ・・??

最大級にムチャクチャだったのは、クルマの底に仕掛けられたリモコン爆弾を「空中で捻りジャンプさせながら※※※※の先に引っ掛けて外す」と言う大技。これは流石に・・白けました(×_×) まだシートイジェクト(脱出)の方が自然だったと思うぞ、うん。

敵ボスを演じてたおっつぁんの登場場面では・・きゃつは庭園(?)で剣道みたいな格好して大勢の下っ端相手に組手みたいなことをやってた。何なんだ、そりゃ(・ω・) おまけに何処となくベニチオ・デル・トロのバッタもんみたいな男優さんだったり。。
それに負けじと(?)クールな女刺客ローラを演じた女優さんも乳首もあらわにしての熱演だったけど、あんまし美人でないし・・(でもあのオネ〜さんの使ってる銃器は弾丸が無尽蔵な感じで頼もしい☆)
加えて、前作の演技がどうだったのか、もはやすっかり忘れてしまったが、タルコーニおぢさんが「ゆるみ切った言動のおっさん」と化していた。これではまるでベ※ソン自身だ!(←やめんかい)

途中から『M:i−2(2000)』をパクったようなストーリー展開に突入したり。私的には折角の“少年キャラ”が用意されてるんだから、もっと彼とフランクの交流(ヒューマニズム系)が観たかったのに・・。
終盤では、失速する※※※※内での激闘。かなりな勢いで海面に※※したのに、大破も爆発もせず、コレも白ける(×_×)

ってことで、本作を観れば誰もが「“御大”自身が“敢えて”監督をしなかった理由」に何となく気づくような・・そう言う“危うい作品”ではありましたよ、ええ(⌒〜⌒ι)

〜 こんなセリフもあったのだよ 〜

オードリー「もう私・・どうしたらいいか、分からない・・」
フランク「みんな、そうだ」

フランク「起きないことに気を揉むのは、意味のないことじゃないか?」
    「守れない約束はしない。これが4つ目のルールだ」

※唯一「おおっ!」と思ったカメラワークは、アウディがターンするシーン。頭上から写した「(車内の)シフトレバー」を操作する映像で、カメラ自身もぐるんと回転する演出がカッコ良かった! 両側から突っ込んで来るクルマをジャンプでアレする場面なんかより、よっぽど映像センスがあるし(=^_^=)

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