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2007年8月 3日 (金)

☆『PROMiSE/無極(2005)』☆

このメモもちょいと古いんですよねぇ・・(・ω・)

22日(日曜)。夕刻にちょうど(心斎橋界隈で)ノートPCを修理に出し、不安な気持ちとなりつつ帰宅・・その夜「日曜洋画劇場」で地上波初放送されたアジアン恋愛アクション作品『PROMiSE(プロミス)』を観た。
とりあえず、家人に借りた“お古のウィンドゥズノートPC”のテキスト機能を使い、映画メモをちまちまとりつつの鑑賞。
うん、なんかね、観ながら書いてないと、どうも落ち着かんもんでね(=^_^=)

戦乱の世の続く、アジア中原に位置する架空の「馬蹄国」が舞台。貧しい身に生まれつつも、やがて王妃となった(←そこに至る半生、異常に“まいて”ました(・ω・))女性チンチャン(傾城:セシリア・チャン)を軸に、3人の漢(をとこ)たちが愛と憎しみの火花を散らす。
“花鎧”をその身に纏い、華麗に戦う無敗将軍カンミン(光明:真田広之)、その従者となる北方出身の青年クンルン(昆崙:チャン・ドンゴン)、そしてしたたかに覇権を目論む公爵ウーファン(無歓:ニコラス・ツェー)。

※本作における真田、『たそがれ清兵衛(2002)』で演じたキャラ以上に“ダメ男”である。。
※ニコラスは何処となく及川光博っぽい☆

それぞれにアジア各国を代表する(?)スターな筈なのに、作品自体がどうにもアレな感じなので、誰もが光ってなかった気がした。
監督&脚本は“巨匠”チェン・カイコーだってのに・・(因みに彼の手がけた作品では『10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス(2002)』に参加していた短編がなかなかに良かった☆) そういや『キリング・ミー・ソフトリー(2001)』はイマイチだったなぁ(主役級の姉弟を演じる2俳優(ナターシャ・マケルホーン&ジョセフ・ファインズ)は良かったんだけど・・)。

まずはCGが全編に於いてしょぼく、泣けて来る。21世紀の、仮にも“大作”とうたわれてる作品で「この程度のレベル」じゃあかんでしょ。。
こんなデキの悪いCGをエラそうに出すんなら、いっそカットして俳優の演技バトル的な部分で盛り上げろよ、と。
(或いは「バカ映画にすんぞ〜」と決意の上、ベタギャグを悪ノリ(とヤケクソ)であちこちに盛り込むとか)

「絶世の美女」なる触れ込みで登場のセシリアも、何とも「化粧濃ゅ〜いだけの垢抜けない感じ」でイマイチぱっとせんかったなぁ。初登場シーンで彼女の横顔、口元の部分がアップになるんだけど、不用意に(?)口を開くもんだから、唾液がちょいと糸を引いちゃってるのが見えたりして「何だかなぁ・・」とゲンナリしてしまった。。
こう言うのんをいちいち気にしててはアカンのやろか(・ω・)

カンミン、クンルン、ウーファン、あと公爵の配下である“黒衣の刺客”クイラン(鬼狼)の4人の強さのバランスが妙にバラバラなのもおかしな印象を受けたか。
カンミンが冒頭では“最強ぶり”を存分に見せつけてくれたのに(まぁ彼が自在に操る“双鉄球”はシロ〜ト眼に眺めても、随分と軽そう&柔らかそうに思えて仕方なかったが(=^_^=))、4人の中ではどうやら最弱だったようだ。。
で、一番なよっちぃ感じのウーファンがしたたかに強かったり、本気を出せば最強な筈のクンルンは、どうにも常に怒りが煮え切らず見事にやられたりする。
かと思いきや、花鎧をまとい「単騎」で(!)鉄壁の王宮に攻め込んで来るカンミンは、この時ばかりはムチャクチャ強かったし・・(それとなく分析すると「花鎧を着用、かつ兜のマスク(≒黄金仮面)を下げて顔を完全に覆った」時のカンミンは“常に無敗状態”だったようだ)

5人のメインキャラの誰もが「愛」に迷い「運命」に弄ばれた物語・・って印象の本作。
実際の“主役”とは・・彼らを“完全なる道化”に仕立て上げた「花鎧」であり「黒マント」であったのかも知れない。

本作のストーリーをなぞると、つい誰もが連想するであろうは・・菊池寛の佳作短編『形』だろうかな。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/4306_19830.html

↑こちらに「青空文庫」に収録の同作があります。無断リンク済みません。

確かに「花鎧」なるアイテムには、観客の記憶に焼き付くような華やかさ&鮮烈さがあった。それに引き換えると「黒マント」の方は何とも存在がくすんでるし、それを着用してるクイランの地味&低吸引力なキャラと共に「イマイチ物語性を感じさせぬ凡アイテム」な感が拭えなかったような(×_×)
アレよか、公爵のお気に入りアイテム=指差し棒(not嘔吐棒)の方がよっぽど“曰くありげ”に思えたぞ(=^_^=)

なお、この記事を書くにあたりネットで色々調べてると、昨夏にセシリアとニコラスがおめでたくも結婚してる事実を知った。ふ〜ん・・って感じかな(・ω・)

追記:オレがクンルンだったら「故郷に帰ります」とか言って立ち去るように思わせつつ・・夜には別荘の周辺に戻り「真田&セシリアの濃厚な一夜」を完徹ピ〜ピングしたかも知れないなぁ。・・まぁ、減るもんじゃなし(おいっ!)

〜 こんなセリフもありました 〜

※※「まことの時の速さは眼に見えぬもの・・そう、いつの間にか誰かを愛しているように」

クンルン「あなたは偉大なる将軍、奴隷である私などに背を向けないで下さい」

カンミン「死は思ったほど怖くはない」

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コメント

おはようございます。
『PROMISE』を鑑賞した頃はまだブログを始めていなかったのですが、当日の日記にこう書き記していました。
「映像は派手だったけれどストーリーや台詞運びがどこかマンガチック。主演のセシリア・チャンに全く魅力を感じられず、その女性を巡って・・・という設定にのめりこめず残念。」
思えばチャン・ドンゴンも特に好きではなく、良かったのは鬼狼を演じたリィウ・イエ、かなぁ・・・と。
『10ミニッツ・・・』の短編は、確かシュールな感覚のストーリーでしたでしょうか?もう一度観なおしてみたくなりました。

投稿: ぺろんぱ | 2007年8月 3日 (金) 05時47分

お早ようございます。

ここ2回ほど、劇場での映画鑑賞に見事失敗し、ちと萎えてしまってます。

こう言う場面でも“縁”ってありますよね。

本作、確かに最悪ぎみではあるんだけど、ヘタレ脚本に閉口することなく、自らを殺し(?)演じ切った真田さんの心意気にはぐっと来るもんがありましたね。
こんなに“迫る”真田さんって・・『たどんとちくわ』以来だったかも知れません(苦笑)

リウ・イェは、どんな俳優さんでしょうね? そこは少し勉強不足です。

『10ミニッツ』における短篇は、広大な屋敷の跡地である更地に呼び付けられた、若き引っ越し業者の奮闘を描いた物語だったと記憶しています。
またキープしてるDVDを開封しなきゃ・・(苦笑)

投稿: 管理人 | 2007年8月 3日 (金) 08時41分

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