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2007年8月27日 (月)

☆『ブラインド・フューリー(1989)』☆

26日(日曜)。ここ最近、とみにクルマのボディが汚れ果てて来ており「ぼちぼち洗車しなきゃ・・」と思いつつも放置状態となってしまってる。特にこの前ボンネットフードを開け、エンジンルーム内を久々に眺めた時にゃ・・その余りにもの汚さにビックリしてしまった。
ホースで水を思いっきりぶっかけたら気持ちエエやろな〜
・・多分水をかけたらあかんパーツもあるんで、即座に壊れてしまうことだろうけど(×_×)

そういや、フロントガラスに吸盤でくっ付けてる「レーダー探知機」が高温に連日さらされ続けてるせいか、スピーカー関係が熱にやられ、警告ボイスが変な発声となってしまった。
幾らソーラー充電式だからと言え、やはり極度の熱でやられちゃうのはヒトもモノも同じことらしい。。

帰宅後、久しぶりに購入したDVDソフトを鑑賞した。妙に期待値の高まってしまってたアクション映画『ブラインド・フューリー』である。そもそもが『座頭市/血煙り街道(1967)』のハリウッド版リメイクとされる本作。「何処がどうリメイクやねん!」と観る前から拳を震わせ突っ込めちゃう荒唐無稽さ全開なのであるが(=^_^=) 片や上映時間を限りなく一致(オリジナルは87分、リメークは86分)させてたり・・と制作スタッフの妙なこだわりやリスペクトを感じてしまったり(・ω・)

ベトナム戦争時、至近距離で炸裂した爆弾(?)に両眼をやられた兵士ニック・パーカー(ルトガー・ハウアー)。戦友フランク・デベローともはぐれ、戦地をさまよう彼は、やがて親切なベトナムの山岳の村でケガを癒し、驚異的な刀術を体得する。
時は流れ20年後。フロリダ州マイアミのフリーウェイを歩くニックの姿があった。ベトナムから帰国し、フランクの住所を訪ねた彼は、迎えに出た彼の元妻・リン(メグ・フォスター)に、戦友が今はネバダ州リノにあるカジノで暮していることを聞く。そんな中、カジノのボス、マックリーディーの配下が押し入って来る。彼らの目的は非協力的な態度のフランクを服従させるための「人質」として、独り息子ビリーを拉致することであった。
その活躍でビリーこそ守り抜いたニックだったが、戦いの中でリンは凶弾に命を落とす。
どうやらフランクは化学者としての腕前を買われ、ドラッグの精製に手を染めているらしい。
ニックはビリーを父親に会わせるため、そしてフランクを魔の手から救い出すためにリノの街へと向かうのだった・・
ってな流れ。

監督を務めるフィリップ・ノイスと言えば『パトリオット・ゲーム(1992)』『硝子の塔(1993)』『今そこにある危機(1994)』『セイント(1997)』『ボーン・コレクター(1999)』などで有名。私的に好きなのは『セイント』だろうかな。ブレイク前夜、とも言うべき時期(?)に手がけたのが本作であるが「座頭市シリーズへの不敵な挑戦&許されざる冒涜」を同時に成立させていて面白い。
冒頭からニックの独白「眼が見えない・・(I can't see anything)」で始まる“強引さ&説明っぽさ”も何となく男らしいし(=^_^=)、ベトナムの村でニックが居合術を磨く相手が・・「投げられたカボチャ」って言うのも微笑ましい。カボチャと人間では切り方も感触(斬り味?)も全然違うと思うんですけどネ〜(・ω・)

殺陣のえげつなさもなかなかに痛快で、ザコの手首ごと切り落とすのもあれば、終盤なぞ『ブレイド(1999)』よろしく「身体が2つに泣き別れ」になったりもする。私的にはそこの部分の(映像的)演出が『スター・ウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス(1999)』で※※※※がダース・モールを倒した時と“かな〜りそっくり”なのにビックリした! ルーカス監督もコレ、観てたんやろか(⌒〜⌒ι)
敵の中にもバカなりに個性派でアクの強いのんが仰山いて、大満足(=^_^=) 防刃ジャケット着用で(一度は)命拾いするスラッグ、タランティーノ作品にでも出て来そうなテクター&ライルの暴走兄弟、そして何と言っても・・終盤に唐突に現れる日本人の刺客(ショー・コスギ)がイイ味だしてる。まるで『クローサー(2002)』の終盤、殺陣の美味しいトコをかっさらって行った倉田保昭のようだ(⌒〜⌒ι)

遊んでるんかい! と突っ込み笑えたのは、やはりニックの「運転シーン」だろうか。頑張れば、頑張れるモノなんすね、兄貴!(=^_^=)

ビリー少年とのロードムービー的な描き方からは『グロリア(1980)』を連想したかな? そういや『グロリア』のジョン・カサベテス監督の息子さん=ニック・カサベテスが本作でバカ兄弟のうちの1人(ライル役?)を好演してます。後に監督としても大成してくニック氏。キミ、こないな役もやっとったんかい!

〜 こんなセリフも心にビンビン響いたぜ(=^_^=) 〜

ボス「自分で(ヤツを)始末出来ないんなら、人を使え! ブルース・リーをな!」
側近「彼は・・すでに死んでいる」
ボス「なら、その弟を使ったら良かろう!」

↑なんちぅテキトーな助言やねん。。

ニック「いいアタマだな、脳がたっぷり詰まっている」←何かまんま『博士の愛した数式(2005)』や(・ω・)
   「強い男は泣くことを恐れない」
   「オレは・・涙を出すトコロが壊れてしまってね」
   「つまらん奴が、世の中を面倒にする」

ビリー「なんで、みんな僕を置いて行くのさ!」

アニー「みんな・・弱いのよね」

ボス「この辺り(カジノ周辺)の砂漠は、バカな奴らの墓場なのだ」←沢山埋まってそやね。。

ザコ「暗くて何も見えん!」
ニック「(闇こそ)オレの世界だ・・」

(ロープウェーのゴンドラ到着を待ち伏せ、銃撃で蜂の巣にしてから)
ザコA「見ろよ! まるで親父の穴あきコ※ドームだぜ!」
ザコB「・・お前の親父が穴あきコ※ドームを?」

↑このやり取りはなかなか良いですね(⌒〜⌒ι)

追記1:オリジナルでは「賭場」だったのが、こちらではカジノ。なかなか巧い置き換えやね(=^_^=)
追記2:バカ兄弟にクルマを強奪された老婆たち。いきなしリボルバー(マグナム銃?)を取り出してバンバン撃ち始める! 流石はアメリカ、銃社会・・!
追記3:セリフの中で「ブートキャンプ」は「新兵訓練所」と訳されてますた(・ω・)
追記4:『ゼイリヴ(1988)』以来、久々に拝見したメグ・フォスターさんの危う気な美しさ(=^_^=)に魅了されちゃったい。疎い方は「メグ・ラ※アンとジ※ディー・フォスターのパチもん?」とか、心なきことを言うのですが、そうじゃないンですわ。

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