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2007年8月18日 (土)

☆『戦場にかける橋(1957)』☆

16日(木曜)。残業を4時間近くこなし、ようやく帰路に。。
残れば残るほどに能率が悪くなる気がするんだが、もちろんそんなことは言ってはならない(・ω・)

ボロボロの精神状態で帰宅し、TV放送されていた戦争映画『戦場にかける橋』の後半(と言うか殆ど終盤のみ)を観た。

やはり「半世紀も前」なのにフルカラーな映像は圧巻である。
川面(かわも)とか密林とか爆発などの描写では、流石にフルカラー映像に軍配を上げざるを得ないだろう(・ω・)

第2次世界大戦の時代。タイ−ビルマ(現ミャンマー)国境付近(クワイ河畔)に位置する日本軍の某捕虜収容所を舞台に、日本人所長と英国人技師(将校)の交流、そしてそれを飲み込んで、大きくうねり流れて行く戦局を描いた作品。
余りに有名な「あのテーマ曲」がどうにも明る過ぎる印象なので、きっと(少なからず)コメディータッチな作風なんやろな、と思ってたら・・これがメチャメチャにシリアスで驚いた。

途中こそ、ヒューマニズムな視点&演出を交えて物語が進行したりもするが、ラストは実に淡々と「ああ、これが戦争なんやな」と思わせつつ幕となって行くのだ。
特に「戦場での死って、実際にこんなもんなんや」としみじみ感じさせるのが「現実的で悲しい“突然のうつぶせ死”」であると言える。さっきまで元気に動き、喋っていた人間が、うつぶせに倒れ込んで、もうピクリとも動かないのである。
ドラマ的に仕上げたら「仰向けで痛みに表情を歪ませつつ、なんかひと言ふた言呟いてから、ガクッとうなだれる(都合良く瞼も閉じている・・)」って描写になるトコだけど、そんなご丁寧な死に方は、現実にはまず有り得ないようだ(・ω・)

また、「正義を論じようが、勇敢だろうが、卑怯だろうが・・生き残る奴は生き、死ぬ奴は死ぬ・・それが戦争」とも思わされた。
「橋を建造し、それを(テキ軍の建造物ながらも)死守せんとする英国人の意地」もあれば、一方で「その橋を爆破せんとするアメリカ人の意地」もあり「どちらが果たして正しかったのか?」・・の結論は、観客に委ねられたままに本編は「劇終」となるのである。

「神の冷ややかな視線」でもあるのか、破壊された橋を上空から客観的にとらえた映像で物語は終わってゆく・・

〜 こんなセリフもあったであります! 〜

※※「橋の破壊(任務)なんかより、目の前の命の方がよっぽど大事だ」

※※「ふと思うのです、私は生きて何を成せたのだろう・・私の存在で、いったい世界の何が変わったのだろう、とね」

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