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2007年7月 8日 (日)

☆『美の壷/ファイル54』鑑賞記☆

6日(金曜)。ワタシが“塔好き”であることを知る某方より情報を頂き、初めて(・・でひょっとしたら最後(・ω・))の鑑賞となる某国営放送の番組「美の壷」を観た(ま、ワタシはちゃんと受信料払ってますし)☆
今回(第54回)の放送で取り上げられたのがズバリ「五重塔」であり、流石に自室の(ブラウン管の経年劣化により)映像がグリーン化しちゃってる14インチTVで観るにはしのびなく、他の部屋のTVで姿勢を正しつつ(=^_^=)しっかり楽しんだのだった。
併せ『TV Micro』なるマック対応のスティック型TVチューナーを介し、ノートPCにも録画しとこう! と思いついたんだが、とっさのことで(放送開始までに)準備が間に合わず(USBポートに接続の上、事前にチャンネルスキャンしとかないと受信出来ないようで・・)「このクソバカめが!」と毒づきつつ、結局は録画レスで観たのみだった。
(ホンマにつまらんパーツを購入してしもた(×_×))

番組は「池上本門寺(東京)」を皮切りに「東寺(京都)」「薬師寺(奈良)←この塔だけは三重塔」「室生寺(奈良)」「興福寺(奈良)」「法隆寺(奈良)」「瑠璃光寺(山口)」「醍醐寺(京都)」「日光東照宮(栃木)」・・ラストに「羽黒山(山形)」の五重塔がそれぞれ映像付きで紹介された。が、如何せん25分程度の番組なので、駆け足過ぎる感があったかな(・ω・)
取り上げる塔の数は少なくてもエエから、もっとじっくり見せて欲しかったぞぅ。

あと、東京と言えば・・私的には「旧寛永寺」の塔(上野公園内)が真っ先にイメージされ、何故に「本門寺」なんかな〜と邪推してしまったが、これはワタシの知識不足であり「本門寺」の塔の方が建立時代がより古いからだろうと推測される。

進行としては「ガチョ〜ン」で「え?あんた誰?」な感じの谷啓さんを案内役に「対象となる美のことを、ポイントを抑えて解説し、即席で分かった気にさせる」そんな狙いの番組かな? と思った(・ω・)

【壱ノ壷】 軒の深みと曲線のこと

・建立の理由「実用ではなく、拝む対象とし建てられた」
・木造建築の修復作業を続ける宮大工・小川三夫氏のコメント「法隆寺の塔は最も美しい」「この塔の美しい表情は、その軒の深さによるもの」
・長い歴史を誇る建築会社(実名は表示されなかったが“金剛組”と思われる)の職人のコメント「木材は、乾燥したら捻れて割れる」
・CGイラストによる「軒を支える部材:桔木(はねぎ)、組物(くみもの)」と「3段階に部材を継ぎ、軒をより長く張り出す工夫:三手先(みてさき)」についての解説。

【弐ノ壷】 層が刻むリズムのこと

・塔のプロポーションについての解説。「薬師寺・東塔」は“凍れる音楽”と称される(←通説では美術史家アーネスト・フェノロサによる評とのことだが“異説”もあり・・)。
・塔の研究家、濱島正士氏のコメント「逓減率(ていげんりつ)」を用い、数値的に塔のプロポーションは分析可能。「5層目の幅 ÷ 1層目の幅」で計算し、法隆寺は0.5、瑠璃光寺は0.68、醍醐寺の0.61が理想的である。

【参ノ壷】 塔に込められた祈りのこと

・日光東照宮を筆頭に、かつては多くの神社の境内にも塔は建立されていた。
・東寺では、心柱を・・ひいては塔そのものを「大日如来」と考え、拝んでいる。1層目から上へ(大日如来の)膝、腹、胸、顔、頭にあたるものと解釈している。
・山形県・羽黒山では、明治期に政府による「仏教弾圧」があった(専門用語でこれを「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」と言う)。この地の塔も破壊の危機を迎えたが、内部に奉るご神体を(仏像から)大国主命(おおくにぬしのみこと)に差し替えることで「神道崇拝」をとっさにアピールし、難を逃れた歴史がある。

・・と言う大まかな流れだった。

追記:こちらのサイトをご覧頂く方が間違いないかも(=^_^=) ←どやねん!

http://www.nhk.or.jp/tsubo/archives.html

※無断リンクで済みません。受信料ちゃんと払ってるから許してね(・ω・)

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