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2007年7月18日 (水)

☆『ティアーズ・オヴ・ザ・サン(2003)』☆

8日(日曜)の鑑賞。ブルース・ウィリス主演の人気(?)シリーズ最新作『ダイ・ハード4.0.1β(←ちと違!)』の劇場公開に併せてか(?)、地上波初放送されたモノを観た。

何と本作、「元々は『ダイ・ハード4』的な位置付けで企画された作品ながら、そのテーマ性の深さから、独自の作品に仕様変更されたもの」だそうだ。ホンマかな〜・・ま、そう言われるとメインキャストのお2人(の組み合わせ)だけは確かに豪華やったけどね☆

昔から余り(本人の好む)路線じゃなかったのか、ここ数年ほど(それ以上?)殆どウィリスの作品中での“屈託のない笑顔”ってのを観た記憶に乏しい(・ω・) なんか、どの作品も仏頂面統一主義で、どっかスカしてる印象だ。
昔だと「この笑顔を抑えた演技が、ごっつぅカッコええんやな〜」とそれなりに納得し、シビれてしまってたが、近年では「ひょっとして、極めて表情の乏しい男優さんなのでは?!」と妙に気になってしまったりするのだ。

或いは代理人が「彼は、少なくともそう・・3本(3千万)のギャラが出ないと、表情を一切変えないと言ってるね」とかスカした注文をつけたりしてるんやろか? などと色々ゲスなりに妄想を膨らませちゃうトコである。

※一説ではウィリスの『4.0』出演料は2500万ドルと言われてる(・ω・)

本作も「戦地」が舞台となっており、彼の笑顔もまた「なくて全然OKだョ、ブルース(←監督の気遣いコメント風)」な物語ではあった。

“2つの部族の衝突”を軸に「軍事クーデター」の勃発したナイジェリア。サミュエル・アズーカ大統領一家は捕まり処刑され、ヤコブ・ムスターファ(←確かそんな名だった)将軍が国内全域をほぼ掌握した状態となっている。
「在留外国人を一刻も早く救出せよ(=国外へ退去させよ)」なる(内政干渉気味な)任務を受け、アフリカ沖の空母を後にしたのは、米海軍特殊部隊所属の“歴戦の勇士”ウォーターズ大尉(ウィリス)とその配下である精鋭部隊の海兵7名(レッド、ジー、レイク、スロー、シルク、ドク、フレア・・ちぅ名だった、確か)。

「辺境の村の教会で医療ボランティアを続ける女医=リーナ・ケンドリックス(モニカ・ベルッチ)と神父、そして2名の修道女を引き連れ、12キロ先のヘリ着陸地点まで向かう」と言う簡単な任務の筈だったが、リーナが「村の人々を見捨て、自分たちだけ逃げることは出来ない。自力で歩ける難民(約70人)も全て連れて行け」と条件を出したため、部隊の救出作戦はいきなり難易度を高めることとなる。

リーナを納得させるため、取り敢えず難民らと共に出発、やがて救出ポイントへ辿り着いた一行。大尉は彼女のみをヘリに押し込んで強引に離陸させる。約束を破ったウォーターズを責めるリーナ。やがてヘリは村の上陸を通過する・・
眼下には、反乱軍に虐殺された“村に残された人々”の遺体があちこちに散乱しており、「村に残る」と救出を固辞した神父&シスターも同様に殺されていた。
黙ってその惨状を見下ろしていたウォーターズだったが、彼の眼には“やがて起こるべき悲劇”が浮かぶのだった。

「救出ポイントに残して来た人々も、間もなく全員が虐殺されるであろう・・間違いなく」

彼は静かにパイロットに命じた。「ヘリを救出地点へ戻せ」と。
それは彼が軍人として長年過ごして来た半生の中で、初めて犯した「命令に背く行動」でもあった・・

うーん・・(オリジナル版から)放送時間的に“カット”が入ったもんなのか、ウォーターズがいきなり「ヘリを戻せ」と命じる辺りの行動が実に突飛な印象があった(果たして彼の中でどれほどの葛藤があったんだろうか?)。難民に対するヒューマニズムの目覚め、と言うことなら、ベテランとなった今にして起こるもんでもあるまいに、と(・ω・) どうも「前夜にリーナ医師との間に何かがあった」ような邪推をしてしまうんだが。。

部下たちも妙にまとまり過ぎていたし(・ω・) ←ああ言う状況下だと、1人ぐらい「騒ぐヤツ」がいて然るべきだ。現実世界なら・・(⌒〜⌒ι)

ま、そう言うことで「軍人失格&人間合格」な判断を下した大尉ご一行。難民は救えども、少数精鋭な部下たちが次々に倒れて行く・・と言うその後の(ある意味理不尽な)展開は『七人の侍(1954)』とか『地獄の7人(1983)』或いは『プライベート・ライアン(1998)』を連想させるに難くない訳である。

考えると妙な感じのしたのが「(民族&宗教違いながら)同国人に追われ、殺されかけてる状況を、外国人に救われる人々」って言うシチュエーションである。無抵抗な同国人をひたすら虐殺する心理が、“平和ボケ”したワタシには良く理解出来なかったりもする。
まぁ、本作の場合、反乱軍が必死に追いかけて来る理由が、その後“半ば唐突に”判明する展開でもあったが(・ω・)

※建前的には“民族浄化運動”のひと言で済まされていたけど・・(×_×)

ラストでは、上空からの待ちわびた“支援”で、そこまで迫っていた危機はイッキに“打開”出来る訳だが・・テキの司令官もちょっとおマヌケと言おうか・・全然「空から来る援軍」を予期してなかった感じだった。。
私的には、ラストはもうちょっとウォーターズ自身に(肉弾的に)活躍して欲しかったトコだけど・・その辺りの消化不良さも『ダイ・ハード』シリーズを冠せなかった理由かも知れないなー、とボンヤリ妄想するのだった。

〜 こんなセリフもあったであります! 〜

神父「神と共に!」
大尉「神はもうここ(アフリカ)を去った」

女医「今日あなたは良いことをした」
大尉「果たして良いことなのかどうか・・長い間していない気がする、良いことや正しいことを」

※※「今まで黒人は意見を言うなと言われて来たけど・・あんたの行動は正しい」

レッド「彼らは、荷物なんかじゃありません」

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コメント

こんばんは。
ダイ・ハードってここまでシリーズ化されるとは思っていませんでした。イチロー選手の時みたく、出演料で電卓をたたいてしまう自分はいなかったですが。(それにしても恥ずかしいですが。)

>“民族浄化運動”のひと言で・・・
それを「よく理解できない」といえるのはある意味幸せなことですよね?日本人である我々はもう「個」である重要性しか考えられていないような・・・でもそれでも同国民を殺戮するよりは・・・。
ごめんなさい、良く分かっていないコメントかも知れません。

投稿: | 2007年7月18日 (水) 22時21分

今晩はです。初めまして・・でしょうか?(⌒〜⌒ι)

>ダイ・ハードってここまでシリーズ化されるとは思っていませんでした。

同じくウィリス主演の『隣のヒットマン』もカゲながらシリーズ化しつつはあるみたいですね(=^_^=)

>イチロー選手の時みたく、出演料で電卓をたたいてしまう自分はいなかったですが。

ハングリー精神と言うモノが、どうしても欠けてしまうように・・凡夫であるワタシは思ってしまいますね。。

>それを「よく理解できない」といえるのはある意味幸せなこと
>ですよね?日本人である我々はもう「個」である重要性しか
>考えられていないような・・・でもそれでも同国民を殺戮するよりは・・・。

良くも悪くも「国民総平和ボケ」みたいな状態ですからね(・ω・)
ただ、時間と力の有り余ってる若者らに対しては、常に「爆発するんじゃねぇか?」と密かに恐れを抱いてるワタシなのです(×_×)

まぁ、我がニホンでも、ひと昔前(1995年ごろ)に、一部の宗教団体が排他的思想に基づく暴力行動を起こしたことはあったんですよね。
もっと裾野の広い団体が「決起」したとすれば、おとぎ話じゃ済まなくなると思います。

>ごめんなさい、良く分かっていないコメントかも知れません。

考えようとすることは大切だと思います。ただ幾ら考えても、ニホンに暮しながらの意見では、殆ど説得力を持たない気もしますね・・

年を経て本作を観直すと・・号泣してしまうのかも知れませんね。

投稿: TiM3(管理人) | 2007年7月18日 (水) 22時47分

すみません、もしやとおもって再訪問いたしましたがややはり名無しのまま投稿していたのですね。
先のコメントは私・ぺろんぱでございます。スミマセン。

投稿: ぺろんぱ | 2007年7月19日 (木) 06時27分

ぺろんぱさん、お早ようございます。
早々のフォロー、有難うございます。
昨夜は、興奮冷めやらぬままに(苦笑)『ダイハ4』のレビューをまとめ始めたんですが・・
敢えなく“時間切れ”で持ち越されました。。
今夜のアップ(予定)をお楽しみに☆

投稿: 管理人 | 2007年7月19日 (木) 08時18分

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