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2007年5月 8日 (火)

☆『ブレイブストーリー(2006)』☆

5日(土曜)。午後からクルマで出かける。で、市内の某スタンドで機械洗車&空気圧調整。
何とはなしにボディの小キズ関係をチェックしてみたら、左側のAピラー(フロントガラス〜前部ドア間に位置する柱)にサビキズを発見⇒ドンヨリしてしまう(×_×)
駐車場が吹きっさらし状態なもんで、紫外線・・黄砂・・鳩のフン・・汚れに傷みに何でもござれである。もうちょっと出世出来たら、屋根付のガレージを構えてみたいものなんだが。
たぶん出世なぞ望むべくもないけど・・(⌒〜⌒ι)

さて、今夜は「地上波初登場」で放送された劇場用長編アニメーション作品『ブレイブストーリー』を観た。公開当時、ちょっと気になってた映画だったのもあり、新聞切り作業をやめて、鑑賞に専念した(・ω・)

原作:宮部みゆき、製作総指揮:亀山千広(フジテレビの大物プロデューサー)・・と人材的に売れる要素は十分に兼ね備えてるようだが・・
私的にはイマイチ何も感じるものがなかった。(素晴らしくて)泣けるでもなく、(つまんなくて)ハラが立つでもなく・・もう少し何か“印象”を残して欲しかった1作ではある。

小学5年生(11歳)の少年、三谷亘(ワタル)が現実世界(“現世:うつしよ”と呼ばれる)から「空に浮かぶ扉」を越え、向こう側に広がる“ヴィジョン”と呼ばれる世界へと向かう。渡された「勇者の剣」の柄(つか)の部分にある「5ツの穴」に宝玉を全てはめ込むと「運命の塔」に登る資格が得られ、その最上階に待つ「女神」に“とある運命を変えてもらう”のがワタルの旅の目的。
そしてその世界では、彼の同級生であるミステリアスな少年、芦川ミツルが“強力な魔法使い”とし、先に“ヴィジョン”に混乱を巻き起こしていたのだった。
キ・キーマ(ジャージャー・ビンクス系?)、ミーナ(ネコ娘?)、カッツ(女親分?)・・と言った旅の仲間と知り合い、ワタルは宝玉を揃えて行く。だが、最後に彼を待ち受けるのは、余りに過酷な試練の連続なのだった・・そうゆう流れ(・ω・)

うーん・・何だろう。スタッフ(キャスト含む)も映像も確かに一流。物語もそつなく展開するんだが・・何か漫然と観てしまい、何も感じないし、何も残らないって印象だ。
特に“タチが悪い”のは「悪いツッコミのしようもない」ってトコか。脚本や演出、世界観などに「穴ぼこ」がたくさんあれば、そこに対しムチャクチャ突っ込めて、それはそれで楽しいんだが(おい! どういう趣味や!)、そんな面白みもないのである。

コレが原作(小説)を読んでからだと、或いは印象や(作品に対する)思い入れも変わって来るのかも知れないが・・

・次々と脈絡なく主人公のクエスト(冒険)が展開し、次第にそのテンポに置いてけぼりとなる。
・“ヴィジョン”なる作品世界が「断片的なまま」描かれるため、漠然と観るほかない。
・“現世”も“ヴィジョン”も「ステレオタイプな(既視感(?)のある)世界」であり、さしたる斬新さが感じられない。
・登場キャラクターの誰に対しても、感情移入が出来ない。

そういうのんが目立った、私的に。

また、作品のあちこちにアカラサマなオマージュ(?)、或いは模倣のようなモノが多かった。連想したのは『天空戦記シュラト(1989):主人公とライバルの造形』『オズの魔法使(1939):虫瞰図的世界描写』『天空の城ラピュタ(1986):光る宝石』『マトリックス・レボリューションズ(2003):センティネル系敵キャラ』『ネバーエンディング・ストーリー(1984):悪ガキ3人衆&主人公の試練の旅』・・などだろうか。
「結局、現世から来たよそもんが、その世界でいっちゃん強い」ってノリは『ドラえもん/のび太の宇宙開拓史(1981)』系なのかも知んないけど。。

あんまし詳しくないし、ファンのしとたちをテキに回すつもりも毛頭ないンだが・・“宮部みゆき作品”って、別にムリして映像化する必要は全くないのかも・・と直感的に思ったりした。
『模倣犯(2002)』も『理由(2004)』も・・今までに観て来たのんって、あんまし納得出来るモノがなかったのである(・ω・)

まぁ、「作る側」と「観る側」の思惑がすれ違ってるケースって、起こって然るべきではあるんだが。

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