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2007年4月20日 (金)

☆『ドリヴン(2001)』☆

何やら何だか、シルベ・スタロ〜ンが最近とみに元気である(・ω・)
『最後のドラマ(1990)』でホンマに最後となるかと思ってた“ロッキー”シリーズに、最新作『ザ・ファイナル』が加わることとなった!(『4(1985)』の対戦で被った“パンチドランク症候群”に苦しんでた設定の筈やのに??)
スチャダラパー(日本のラップトリオ)の1991年ごろの言葉(ライム)を借りて言えば「もぅ、やめんかお前ら、ロッキーか」って感じではあるんだが・・
一方では、アルカイダをモデルにしたと思しき「中東のゲリラ組織」と共闘してた(1988)、主人公ジョン・ランボーを演じる某シリーズ(=^_^=)の最新作(4作目)も製作されるそうである!
御年60だと言うのに、何とパワフルなんだろう(・ω・) この調子だと『デッドフォール(1988)』や『コブラ(1986)』の続編なんかも製作し始めるのかも知れない。誰か、止めてやってくれ(⌒〜⌒ι) ←いや、ある意味観たいっすけどネ。

19日(木曜)の夜に地上波で放送されたのはレースもんの『ドリヴン』。レニー・ハーリンが監督したり、スタロ〜ンとバート・レイノルズが共演を果たしたりしてるも・・何かマンガ的で薄っぺらく、緊張感に欠ける作品ではある。いや、公開当時、ちゃんと劇場には足を運んだんスけど(⌒〜⌒ι)

まぁ、今回改めて観直し、その“実は悪党が存在しない世界”をちとマッタリしつつ眺めてしまったものだった。おまけに“誰も劇中で死なない”ってな造りもイイ。「死」に強引に結びつけての、お涙ちょうだい的な展開には、正直ちと食傷気味なのである。
意外にヘリ空撮を多用してたり、シカゴの夜の街(公道!)をレーシングカー(F1ではなく、CARTマシンの設定だそう)で暴走したりするシーンが“見所”だったりするが、要所要所で演出の過激さをアピールし過ぎる余り、CGがバレバレなトコロもあり、時たまふと冷静な眼に返ってみて(=^_^=)やや残念に思ったりもした。

また、女優陣がイマイチなのも本作の特徴か。『バウンド(1996)』でたっぷり魅了してくれたジーナ・ガーションは『フェイス/オフ(1997)』での役柄を超え、あばずれ度が飛躍的に高まっている! 何かケバくて怖い! ヒロイン役である(べき)エステラ・ウォーレンも容貌と言い、スタイルと言い・・「キミ、もうちょっと何とかならんか〜」って感じ。その点から考慮しても、本作は“漢(をとこ)の映画”と断言出来るんかも知れない(どうでもエエが(=^_^=))

本作でのスタロ〜ンは、若手ドライバーをチャンピオンに導く為の“噛ませ犬(≒引き立て役)”とし起用される役回りに過ぎないんだが・・終盤にもなると若手陣を足蹴にする“兄貴的暴挙”で、存在感をば必要以上にアピールしまくっていた(⌒〜⌒ι) 恐るべしスタロ〜ン。。
ホントは主人公であるハズ(?)のキップ・パルデュー(←ジェラール・ドパルデューの息子・・ではなさそう)って本作以降、あんましパッとしないし。。共演したスタロ〜ンの毒気にすっかりヤられてしもたんやろか・・

キャラそれぞれを眺めた場合、レイノルズ演じるチームオーナーのカールがなかなか味わい深かった。
未だ衰えぬ情熱と、絶対的な権力を兼ね備えながら・・年齢的&身体的な理由により、それ以上のことが出来ないのである。そのもどかしさ故、若手を冷たくあしらったりするんだが「結局、この男もレーサーとしての才能に恵まれなかっただけなんやな」と思わせる。
きっと彼の心中では「若さと才能が取り戻せるなら、今のこんな地位などどうでもいい!」と言う血の叫びがこだまし続けてたことだろう。
スタロ〜ン演じるロートルドライバー=ジョセフ・タントもジミー・ブライ(パルデュー)に「才能では確かにお前に叶わないだろう。だが、意志と信念では決して負けん」とぶってるが・・ラストではやはり“才能”に屈してしまうのである(みじんも悲壮感のないトコロは流石だが)。
その辺りの「才能なき者ゆえの悲しみ」が『ピンポン(2002)』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997)』を何処か連想させてくれて・・心に響くものがあった次第である。

〜 こんなセリフもあったとさ 〜

ジミー「雨で前が全然見えない!」
ジョー(ジョセフ)「それはあいつ(ライバル)も同じだ、イラついたら負けだ」

カール「俺にはこの脚と言う“言い訳”がある。お前はどうだ?」

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コメント

スタローンの、あくまでスタンスを変えないスクリーン上での生き方ってある意味立派かも。
ロッキーファイナルはどうなるんでしょうね・・・。
『コブラ』は私、劇場に観に行って非常に印象に残ってます。スタローンよりブリジット・ニールセンに釘付けになりました。
フライドポテトに大量のケチャップをかけてブリジットが食べるシーンでスタローンが「ポテトが溺れちまうぜ」って言うんですけど、なんかそれが凄く良かったんです・・・。

投稿: ぺろんぱ | 2007年4月22日 (日) 16時46分

ぺろんぱさん、ばんはです。

さっき、TV(民放)で流れてた『ロッキー4/炎の友情(1985)』を観ました(ラストだけ)。『リーサル・ウェポン2(1989)』とサブタイトルがこんがらがりがちでややこしいんですが、あちゃらは『炎の約束』なんですね(・ω・)

アポロ・クリード(notグリード)役のカール・ウェザースが今作で“退場”となったため「俳優としても引退するんやろか」と当時、余計な心配をしちゃった記憶があります。ちゃんと次に『プレデター(1987)』に出演してくれたので、ホッとしましたが・・(まぁ、これまた後半で無惨に殺されちゃう役なんですが・・(・ω・))

>『コブラ』は私、劇場に観に行って非常に印象に残ってます。
>スタローンよりブリジット・ニールセンに釘付けになりました。

主人公のコスチュームが好きでしたね(=^_^=) ニールセンが酷く怯えてるんだけど、先に『ビバリーヒルズ・コップ2(1987)』をTVで観た後だったんで、
「あんたの方が大柄やしよっぽど怖いがな!」とツッコんでしまった覚えがあります(=^_^=)

ワタシの覚えてるセリフは刑事コブラ(マリオン・コブレッティ)が教訓的に放つセリフでしたね。
(犯人を射殺したことを非難するマスコミに)「被害者の遺族にそれを言ってみろ!」と怒りを露(あらわ)にするシーンなど「そや! 悪党なんぞ、イてもぅたらエエんや!」と同調してしまったものです(←関西弁やなかったと思いますが)。

主人公の刑事が個性的なスポーツカーに乗ってるけど、中盤で壊れちゃうトコは、後年にスティーヴ・マックィーン主演の『ブリット(1968)』へのオマージュだったんかなーと感じたりしましたっけ。

ああ、語り出すと止まんないので、この辺で(=^_^=)

投稿: TiM3(管理人) | 2007年4月23日 (月) 00時44分

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