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2007年3月24日 (土)

☆『子ぎつねヘレン(2006)』☆

21日(水曜)。春分の日である(・・とカレンダーを改めて確認する)。そんな日であり、予想に違わず(?)“春眠”を貪ってしまう(・ω・) 起きたり、また寝たりしながら・・完全に眼を覚ましたら、、既に午後2時過ぎ(×_×) もはや外出する意欲も失せてしまい、新聞を切ったり、だらだらしたりして過ごした。
夜には“民放対決”とし(?)『2夜連続ドラマ・愛の流刑地』と映画『子ぎつねヘレン』がほぼ同時刻に流された。
『愛ルケ』にも確かに棄て難いモノはあったんだが・・ヒロイン役・高岡早紀さんを観るに(往年の熱狂的なファンとし)ツライものがあったのでやめにし、ファミリー向けの無難な映画をだらっと観て、過ぎ行く祝日を見送ろうと考えた次第。

北海道を舞台に、眼・耳・鼻の3つの感覚器官に(後天的な)障害を持つ野生のキタキツネ“ヘレン”と、その生命を1日でも延ばそうと奮闘する太一少年の過ごした、約3週間の日々を描いた実話ベースの物語。
牽引役となるキャラクターを演じる存在とし、大沢たかお&松雪泰子が出演。が、やはり武田鉄矢語録(2005年ごろ)に伝わる(=^_^=)「動物と子供には勝てないネ」の言葉の通り、存在がイマイチ薄かった。。
殊に、登場人物に関し予備知識ゼロで観たもんで、太一の母である女流カメラマン(松雪演じる)と、太一の兄貴分に当たるような獣医・矢島(大沢)の関係が何だか良く分かんなかった。どうやら、物語冒頭部の時点で既に恋人同士の間柄だったようだが(2人に肉体関係があったかは不詳・・)。

しかし本作、野生の動物を如何に人間の生活環境(=治療の場)に順応させるかがテーマ(の1つ)になってると思われるが、ラストにしっかり「病気に感染する恐れがありますので、野生のキタキツネには触らないようにしましょう」みたいな警告テロップが表示され、如何にも本作を観終えた子供らの親御さんにジレンマ(言うなれば“キタキツネのジレンマ”ってヤツ?)を植え付けそうな気配だ(・ω・)
物語自体は、妙に直球勝負で進んで行くんだが、あちこちで太一少年の“妄想シーン”が展開され、おっさんが鑑賞するに、何とも落ち着かぬ。
どうせなら、ママと矢島センセイが全裸で抱き合っている場面とかをリアルに妄想して欲しいトコなんだが・・(⌒〜⌒ι) ま、その手のシーンは後年にリリースされる“ディレクターズカット完全版”のブルーレイディスクソフトを待つこととしよう(←んなもん出るかい!)

ちょっと良かったのは、拾って来た野生の子ぎつねを矢島医師が「眼も耳もだめか・・こんな患者見たことない・・まるでヘレン・ケラーだ」と評した後、ヘレン・ケラーの伝記を何冊も読破した(←1、2冊で十分だと思うんだけど)少年が、水道の蛇口から“water”を飲ませよう(=水の存在を教え込もう)とするくだり。
『奇跡の人(1962)』に対するあからさまなオマージュでもあり「やるなぁ!」と。(←因みに『奇跡の人』では汲み上げた井戸水が用いられる)

ほか、こんなトコロを気づいたり感じたり。
・広い平原で大空を見上げ“異国”に関する妄想を展開する少年。「引っ越しも転校も留守番も我慢も、そこにはないンだ」と。そうか、それらが子供にとっての大きなストレッサー(ストレス要因)となるのか。
・母を“地軸みたいな人”と評する少年。そのココロは・・「とにかく自分中心なンだ」 お、うまい!
・矢島動物診療所界隈の森林をリヤカー(?)でウロウロしてたおばはんは一体何者だったのか(かつ積荷は何か)? 本編とは無関係ながらかなり気になる。。
・遠くまで続く、道内の公道でスケボーする少年。気持ち良さそうだが、かなり危険とも思われ(往来する車両が基本的に減速しないでしょうから)
・「これから4人でお風呂入ろっか?」なる松雪しゃんの挑発的セリフに期待値アップ! やっぱり“ディレクターズカット完全版”のリリースをよろすく(=^_^=)
・少年を励ます矢島医師。「辛い(と言う字)に一字を足すと・・ほら、幸せ(と言う字)になる」とかナントカ(・ω・) うーん、なんかこれも武田鉄矢語録あたりに元ネタがありそやね。

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コメント

こんばんは。
これ、最後まで観ればよかったなぁと今は後悔しています。
他局の『愛ルケ』に走ったわけじゃなく、動物モノはどうしても「泣き」モードに入ってしまって後々つらいので途中で止めました。「どうなんやろ・・・このあともの凄い悲しい結末が待ってるんちゃうんかなぁ・・・」とか考えてるうちに疲れてしまって。
でも観ずに終わるとそれはそれで目茶目茶その後の展開が気になってまして・・・アホですね、私。
でも確かにヘレンの暗い眼を観てるとウルってきてましたが。

何事も正面から向き合わんとあきませんね!
“ディレクターズカット完全版”のブルーレイディスクソフトが出る前に?、今作を観ておこうと思います!

投稿: ぺろんぱ | 2007年3月25日 (日) 19時18分

ぺろんぱさん、どもです☆

動物モノは、やっぱり“ハッピーエンド”でなきゃ!
と思います。

ま、『ヘレン』の場合、しっかり“延命”してあげてたようなので、ハッピーな展開&結末とは思いましたが(・ω・)

>確かにヘレンの暗い眼を観てるとウルってきてましたが。

うう・・ワタシ、ネットで本作を調べてて、
『ヘレン』と言う1つの“シンボルキャラクター”を演じた動物俳優さんが「複数匹用意された」ことを知りました。
まぁ、(撮影期間を考慮したら)当然のことでしょうけど・・そんなトコにちょっと落ち込んでしまうワタシもアホなのかも知れません(⌒〜⌒ι)

>“ディレクターズカット完全版”のブルーレイディスクソフト

あとは事務所が首を縦に振るだけなんですが・・(←まだ言ってる)

投稿: TiM3 | 2007年3月26日 (月) 00時31分

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