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2007年3月15日 (木)

☆『ローレライ(2004)』☆

映画鑑賞メモがすっかり溜まってるもんで、ちょいと古いけど、書いてみることに。ネタが傷んでるかなぁ・・(・ω・)
先月24日(土曜)に地上波初(か?)で放送されてた『ローレライ』を中盤以降で観た。
確か一般公開寸前、大規模な先行試写会で観た記憶がある。舞台上でナマ役所広司+ナマ妻夫木聡を(はるか遠くに)眺めたっけか(・ω・)

太平洋戦争末期(1945年)、大日本帝国は米国による“第3の特殊爆弾(=原子爆弾)”投下の危機にさらされていた・・そしてその標的こそは・・首都・東京・・! と言う壮大な“イフ(仮説)”を基に、国民を護るため、単身核攻撃阻止に向かう特殊潜水艦の奮闘を描いたSF海洋アクションである。
何と言うか、全体的に“大味(大ざっぱ)”感が強かったんだが、結構スクリーンで観てて「ええやんか!」と感心した本作。何と言っても「無骨で硬派な戦争モノ」と言うジャンル・・その中でも特に「ツウ好み」な“潜水艦”系(←とにかく「薄暗い艦底で漢(をとこ)共がひしめき合い息を潜むる」的な“男色的世界観”が濃厚だったりするし、何より潜水艦の形状そのものがある意味、男性器のメタファーに思えたりもする←おいっ!)に、何と何と「おたく美少女アニメ」のエッセンスをぶち込み、絶妙かつ見事に融合させているのだ! ロボットアニメ好きな貴兄(←って誰だよ!)であれば、きっと誰もが「やられたっ!」と心の中で叫ぶに違いないんじゃなかろうか。

戦時中、それも最前線の場にそないな美少女がいたんか? とか野郎集団の中に“紅一点”では危な過ぎるんではないか? とかリアルかつエロオヤジ的視点で冷静に見つめたら、クエスチョンも少なからず浮かぶんだが・・本作はエンタテインメントなので、そこを言うのは酷であろう。

何処となく『Uボート(1981)』の艦長役(ユルゲン・プロホノフ)を思わせる(意識した?)印象の役所さんをはじめ、ライカカメラを愛する軍医役の國村隼、『天空の城ラピュタ(1986)』における“クセ者キャラ”ムスカを映像化したような雰囲気の石黒賢、新境地なの?なピエール瀧、フレッシュな感じのアベック(←死語?)を演じた妻夫木&香椎由宇など、ポイントポイントに良い俳優を配している。
片や“ちとやり過ぎ”だったのは堤真一、伊武雅刀、鶴見辰吾、柳葉敏郎の各氏か。賑やかなのはイイが、役名より俳優名の方のみが印象に残る感じで勿体ない起用に思えた(多分、それぞれの役の厚み(の持たせ方)が足りなかったんかもな、と)。

今回はこんなトコロが気になってしまった。
○側近の青年兵に「後で会おう」と言って別れる浅倉大佐(堤)・・これってやはり「信長−蘭丸」系の“超友情”か・・?
○東京が標的とすれば、あの場でピストルを使ったりせず、首都の行く末を見届けた方が良かったのではないか、浅倉大佐。
○映像が鮮やか過ぎるのが、逆に作品世界(のリアルさ)を損なってるんかも・・と思えたり(ま、ワタシが観たのは(TVの老朽化に起因する)緑のモノクロ画面だったが)
○ラストが蛇足なんじゃ! と突っ込んだオリジナル版。今回(TV放送版)はすっぱりカットしてくれて、それで印象が良くなった☆ ま、そのため、上川隆也が登場しなくなった訳だが・・別に構わんでしょう(=^_^=)

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