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2007年3月22日 (木)

☆『フェイス/オフ(1997)』☆

19日(月曜)の鑑賞。
衛星第2で放送されてたのを観た(←この作品って国営放送のプログラムとしてどうかな〜ってのはあるが・・(⌒〜⌒ι)ま、娯楽作としてアリかな)。これまでに何度も観てるし、今回はどぅでもええか・・と軽視しつつ・・結局、しっかり通しで観てしまった本作(=^_^=) 何と言う吸引力なるか!

ジョン・ウー監督による荒唐無稽型アクション映画。本作の前後に『ブロークン・アロー(1996)』と『M:i−2(2000)』が存在するため、この時期のウー監督を「絶頂期!」と評してあげても良いかも知れない。(製作総指揮としてクレジットされる作品も少なくないが、他の監督同様、総じてデキは劣る・・)

敏腕FBI捜査官が、潜入捜査の手段とし“捕まえたカリスマテロリストと顔面を交換(=生体顔移植)”。直後にテロリストが逆に捜査官の顔面を手に入れ、互いの立場を入れ替え激突する・・と言う、粗筋を紹介するにも荒唐無稽過ぎるストーリー。でも「そんな細かい部分は忘れてヨシ」的に、演出の見事さでぐいぐいとみせてくれる。

まずの成功は、起用された主人公2人を演じる男優だろうか。捜査官ショーン・アーチャー役にジョン・トラボルタ(=トラさん)、対するテロリスト、キャスター・トロイ役にニコラス・ケイジ。これがジャン・クロード・ヴァンダム&ドルフ・ラングレンだったりしたら大失敗だったろう(←おい、具体名はやめんかい!)
ひげ面でパッチリ瞳のニコラスに、果たして凶悪犯がつとまるんか? と思いきや、冒頭から踊ったりはしゃいだりと大フィーバー!(←死語) ウー監督もその辺を知ってか知らずか(?)そのまんまの真面目顔ではニコラスは使えんと考えたか、凶悪シーンを行う際のトロイは主としてグラサンをかけたり、狂った表情をさせたり・・と抜かりない感じ。流石です(・ω・)

今回の鑑賞で印象的だったのは、中盤、ドラッグ入りカクテル(?)をイッキにあおった後、自室に戻った(トロイ顔の)アーチャーが、ラリった状態で、鏡の向こうの自分を眺めつつ「俺は俺で・・俺は俺じゃない・・」などと呟くシーン。何となく『イージー・ライダー(1969)』の墓場の辺りのシーンに通じるヘロヘロさに妙な心のざわつきを覚えた。。

また、観客の心を代表し放ってくれた(?)かのような終盤のジェイミー(アーチャーの娘)によるセリフ「何がどうなってんのよ〜!」には、毎度のことながら苦笑させられた。確かに自分の親父に頭部に銃を突き付けられたらパニックだろう・・

そして、終盤の船舶アクション。今回は、屋外ロケ時の海浜(何処かの港湾か?)が爆発の連続による破片やらオイルやらで、かなり汚染されたんじゃないのか? と勝手に不安を覚えてしまった。あれって撮影所内の広大なセットだったんだろうか? 詳しくは分かんないが。

それと、ラストに手術着+マスク姿で登場する執刀医(=顔面を元に戻す役)は一体どこのどいつなんだろ? と。 何だかやたらと自信たっぷりだし、その腕前も確かに超一流なんですけど・・(最初に“顔面置換術”を施した医師以上の腕前だと思う!)

何にしても『ウィンドトーカーズ(2001)』以降、ちと神通力のしぼみぎみ(?)なウー監督が、今こそ撮るべきは・・怒濤のアクション作品路線への回帰・・つまり『フェイス/オフ2』(『F/O:2』なんてな表記でも可(=^_^=))かも知れない。

パートカラー、時間軸置換、2丁拳銃、ハトの群舞・・何でも大いにやって貰って構わない(=^_^=)んで、宜しく!
たぶん全世界が荒唐無稽なウー作品を渇望しているハズだ・・!

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