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2007年2月22日 (木)

☆『オズの魔法使(1939)』☆

残業(約3.5時間)をこなし帰宅。今夜なんぞ、まだ運の良い方と言うべきか。。明後日(金曜)が(現時点で)「ヘビーランクの残業決定!」なもんで、恐ろしくて辛くて叶わない。ってか、プライベートが殆どないンですけど、最近(・ω・)

帰宅後、遅い夕食を摂りつつ、衛星第2で放送されてた映画『オズの魔法使』・・の後半からを観た。
まさしく“時短鑑賞”と言おうか(=^_^=)、観始めるやすぐ、主人公らが「オズの部屋」に入って行くトコロだった。本来はここまでが冒険の旅の醍醐味を味わうべき部分なんだろうが・・
今回は自室(←TVが壊れかけててモノクロ仕様なのだ)でなく、台所のTVで観たんで、ちゃんと“最大の見所”たる「テクニカラー(色彩映像)」を堪能することが叶った!

基本的に本作はベタベタなファンタジー路線なんだが、物語の裏側に流れてる「映画の都“ハリウッド”を擁する、我らが合衆国の映像技術力は世界一ィィィィ!」的な娯楽的表現に関する(金銭的、精神的)余裕が感じられるようで、改めて「このご時勢(=この年に第2次大戦が開戦)にこんな贅沢な映画を作ってる国に、まかり間違っても勝てる訳がない!」と打ちのめされてしまうものである(×_×)
また、監督のヴィクター・フレミングが同年(1939年)に大作『風と共に去りぬ』をも手がけてる事実も凄まじい!

物語は、オズの治める国にやって来た少女ドロシー(ジュディ・ガーランド)が3バカ(?)たる「ブリキの樵(きこり)、案山子(かかし)、臆病ライオン」を率いて王国を旅する展開なのだが「テクニカラーを強調せんがため、登場キャラの衣装やらメイクやらを思いっきり派手に仕上げてんねんな〜」と感じた。
3人の僕(しもべ)はなんだかもう「怪人物」ってレベルだし、ドロシーもメイクし過ぎな感。。私的には、ラストで“現実世界”に戻った彼女の自然なメイクの方にこそ好感を持ったぞう。
劇中最大級のワル「西の魔女」の家来として“翼を持った猿人”みたいなのんが多数出て来るが、そいつらが空から舞い降りて来るシーンで、不覚にも(?)俳優を吊ってると思しき“ワイヤー”の存在が全く見えず、やたらびびってしまった! 当時のことだから、かなりぶっといロープかなんかで吊るしかなかったはずやろ、と邪推するんだが・・ひょっとしたら、後年にCGを使って“消去処理を施した”んかも知れない。
そう言う“改訂(?)”をしたと言うことなら、決して悪いことじゃないのかもな〜と思う。モチベーション(制作の動機付け)とし、技術面の向上をまず披露せんがため「名作をリメイク」し、それ故に失敗する(←本作で言うなら、リメイクで主人公を演じるのがジュディではなくなった時点で、もう既にダメダメな気がする・・)ぐらいなら、旧作の「当時の技術では至らなかった」部分をその都度見直すのが真っ当なのかも知れぬ。
(ジョージ・ルーカス監督とかが既にやってることではあるけど)
例えば、同じ映画(旧作)でも、映像のノイズを適度に除去し、音響にサラウンド処理を施し、ナレーターをモーガン・フリーマンとかジェームズ・アール・ジョーンズとかウッディ・アレンとかに変えたりするだけでがらっと「作品全体の持つ雰囲気」が変わるんじゃなかろうか(=^_^=)

それにしても「西の魔女」との戦いのシーンは面白かった。魔女の最も苦手とする「あるもの」が桶に入って、ちょこんと手頃な場所に放置されているのだ! こんなコントみたいな展開は有り得んぞ、普通は(=^_^=)
拉致されたドロシーを3人が救出に行くシーンでは、臆病ライオンが「城に乗り込み、魔女とその手下どもをずたずたにしてやる!」と息巻いた後、他の2人に「頼みがある・・おれを引き止めてくれ」と言うセリフが気に入った。こんな言い回しは、たとい時代が変わろうと不滅だと思うのだ(=^_^=)
んな訳で、この次に本作を通しで観ることがあれば・・コメディ作品として肩の力を抜いて鑑賞するのがいいのかも、と思った次第である。

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