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2007年1月24日 (水)

☆『オーロラの彼方へ(2000)』☆

23日(火曜)。久々に(職場の)フロアで最後まで居残る。この先、こんな残業がだんだん増えて来そうな雲行きである。どうしよう(←いや、頑張れよ)
くたくたになりつつ帰宅、衛星第2で放送されていた映画『オーロラの彼方へ』を観た。

公開当時、しっかり劇場で観た本作。基本路線は「SF(タイムマシン)+家族ドラマ」なんだが、そこに巧い感じに猟奇殺人(サスペンス)を絡めており、1作で色々な味わいが楽しめるお得な作品とも言える。
酷似したタイトルの邦画に『オーロラの下で(1990)』があるが、ストーリーは全然違うのでお間違えなきよう・・ ←この作品も終盤の盛り上がりとか、決して悪くなかった気はするけどね(・ω・)

さて『オーロラの彼方へ』。原題が「Frequency(周波)」と至ってシンプルな訳で、軸となるアイテムは「ハム無線機」。これを介し、30年の時空を超え、1969年に殉職した消防士の父、フランク・サリバン(デニス・クエイド)と1999年に生きるその息子、ジョン・サリバン(ジム・カヴィーゼル)が“再会”を果たす。

見所は以下のそれぞれか。
○「タイムトラベル」をするのは登場人物の“肉体”ではなく“声”。ニューヨーク上空で観測された連夜の「オーロラ」がそのカギを握る・・と言うか、その辺りは余り詳細に解説されておらず(・ω・) 劇中ではブライアン・グリーンなる教授が「ストリング理論」を持ち出し何やら解説しておられた。。
○前半の「火災シーン」の臨場感がなかなかいい! 「火事場」と言うとつい『スパイダーマン(2002)』のあの“やたらと驚かされた場面”を思い出すんだが(=^_^=) それを除けば、本作か『バックドラフト(1991)』が他作を大きくリードしてると思う。
○とにかく「野球」ネタが全編を覆い尽くしてる! 1969年ごろの大リーグ史が好きな方には、たまんないんじゃなかろうか。
○クエイド演じるフランクの父親像がいい! 妙に純真で、妙に熱いのである。

反面、こんな疑問点・問題点なども。
○父親、息子・・に続き印象の強かったのが・・犯人(×_×) も少し、母親のキャラを目立たせる感じに配して欲しかった。
○ジョンの恋人サム。序盤で出て行ってしまって・・そのまま? 結局、終盤で再登場した印象がなかったよぅな??
○運命が変わると同時に「変わる前/変わった後」の2つの記憶を同時に有することとなるジョン。それって理論的にOKなんだろか? 変わった時点で、当事者の脳内では、記憶が(瞬間的に)大きく置換される気がするんだが。 ←とは言え、もの凄いムチャなことをしてる訳で、突然にアタマを激しく揺さぶりながら・・白目を剥いたり、耳から出血したりしそうな気がする(⌒〜⌒ι)
○犯人の殺人に至る動機付けも少し弱かったような・・いわゆる“先天的ナース萌え体質”だったんだろうか。。あと、30年間ぐらい、どこに隠れてたんやろか。片や白骨、片や潜伏、人々には様々な30年と言う月日が流れるものなのですね・・。

劇中の台詞では、ジョンの母、ジュリア・サリバン(エリザベス・ミッチェル)による
「母親は、黙っていても分かっているものよ。子供が自分を愛してくれているってことが。
  本当はもっとそれを言って欲しいけれど」
が良かったッス。

いつかまた、観直したい、そんな作品ですなぁ。

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