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2006年11月26日 (日)

『デイ・アフター・トゥモロー(2004)』

うう・・なかなか更新の時間がない。。

19日(日曜)の放送を観た。どうやら地上波初登場☆ 公開当時、真面目に劇場に足を運びますた・・(・ω・)
温暖化を皮切りに起こる地球規模の災害をテーマに、存亡の危機にさらされる人類を描いたスペクタクル巨編。・・と言うより、実際に描かれるのは人類を代表する(?)とある父子の「信頼と希望と絆のドラマ」だったりするが(・ω・) ←何とも広過ぎる風呂敷だこと!

南極で海面下の棚氷を調査する気象学者、ジャック・ホール(デニス・クエイド)は海水温の上昇が顕著となっていることに気付く。環境シンポジウム(地球温暖化会議)で早急の対策を訴えるが、出席したベッカー副大統領をはじめ、各国の危機感はイマイチ盛り上がらない。
一方、ジャックの息子、サム・ホール(ジェイク・ギレンホール)は「高校生クイズ大会」に出場のためワシントンから飛行機でニューヨークへと向かう。
そうこうしてる内に、東京・千代田区に雹(ひょう)が、ニューデリーには雪が降る。被害は各地で激化し、ロサンゼルスは竜巻に、ニューヨークは押し寄せる津波に襲われる!
北半球をやがて覆う「マイナス100度超」の激しい寒波。北米の生き残った人々は、メキシコ国境へと南下する。そして救援を待つ息子・サムに会うため、父ジャックは厳寒の中、ワシントンからニューヨークへと旅立つ・・

私的に『インデペンデンス・デイ(1996)』が好きなので(=^_^=)、本作もそんなに悪くはないんじゃないかと思う。少なくともペラペラな印象だった『GODZILLA/USゴジラ(1998)』よりは好きである。「合衆国大好き(?)」なドイツ人監督ローランド・エメリッヒが「父子劇大好き(?)」でもあることを『パトリオット(2000)』に続き、カミングアウトさせた作品、とも言えなくもない。
ただ、良く似たネタの『アルマゲドン(1998)』『ザ・コア(2003)』などにも思うことだが、相手が“自然災害”に過ぎない(?)ことから、イマイチ「ぶっ殺せ〜! うお〜!」的な盛り上がりに欠ける。確かにそこここには、意思を有したかのような存在(仮想敵?)
・米市民を翻弄する竜巻&看板(←現地リポーターのトミー、殉職!)&津波
・迫り来る超低温の波
・動物園から逃げ出した狼
・絶妙な緊迫感を与えつつひび割れるショッピングモール天井(?)のガラス
が描かれるんだが、どうにもノレない。
どころか、竜巻を観て『ツイスター(1996)』、看板を観て『ファイナル・デスティネーション(2000)』、狼のシーンを観て『ジュラシック・パーク(1993)←厨房とかが舞台』『バイオハザード(2002)←蹴らないけど・・』、亀裂の走るガラスを観て『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)』・・など他作品を連想しちゃう心の隙間がなかなかに埋まらない(・ω・)>

テリー・ラプソン博士役で“大物”イアン・ホルムが助演してるが所詮「受け身キャラ」だし、ギレンホール君も全体的に見れば「受け身」なのだ。そう言う意味で、災害シーンのCGにばかり酔わされ、人々のドラマ面にはとんと酔えないのも難。
予算的な問題か、ニューヨーク&ロサンゼルスの災害シーンばかりがピックアップされ、トーキョー都内の描写なんぞは、何だか『ブルース・リー/死亡の塔(1980)』にプチ登場する“へっぽこ系リトル・トーキョー”の趣の域を未だ脱し切れていない感で、もどかしさを禁じ得ない(=^_^=)
恐らくこの先もエメリッヒは「勘違い」したままニッポンを描き続けることだろうから、そろそろ日本映画界も看過を続ける姿勢を崩す時なのかも知れない。とにかく21世紀の千代田区に「高級鉄板焼き山本」の看板は似つかわしいだろう。。

ブレイク大統領も要(かなめ)のキャラかと思いきや、そうでもなかったし、感動的な演説が終盤にぶたれる訳でもなく、やっぱり「薄い」のである。

因みに、劇場に観に行った時には「ビル屋上に(あの状況下で)生き延びた人があんなにおるとは思えん!・・既にゾンビ化してるのかも?!」と思った程度だったが、今回のTV鑑賞では「(ジャックの嫁はん)ルーシーと同僚の若手研究員ピーターの関係は何か怪しい」とか「竜巻専門家、ジャネット高田のネーミングも何処となく怪しい」とか、あんまし本筋と関係ないトコにか弱い突っ込みを数発繰り出したものだ。まぁいいけど・・

人によっては『ポセイドン・アドベンチャー(1972)』とか『猿の惑星(1968)』を思い出すこともあるだろう。いや、別にそれが悪いこととは言わない・・(=^_^=)

教訓: 書は読むことのみにて人を活(い)かすにあらず(・ω・)

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