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2006年9月17日 (日)

☆『電車男(2005)』☆

16日(土曜)に鑑賞。昨年劇場公開の作品が早くも(?)地上波に登場☆ 原作版(小説)は未だに読んでないが、ワタシってば結構「ネットを軸にした物語」が好きなのである。そして、それらには意外に「秀作が多い」とも思う(・ω・)
古くは『ハル(1996)』そして『ユー・ガット・メール(1998)』や『リリイ・シュシュのすべて(2001)』など・・。「大画面(スクリーン)でパソコン画面のメール文をそのまんま目で追わされてもしょうもないだけやろ!」とも冷静に観たら思える訳だが、描き方&演出が巧いのか、(ついひいき目に観てしまうのか)意外と失敗作ってば少ないんじゃないかな〜などと。
勿論、主人公たちが揃いも揃って美男美女だったり、とリアルさに欠けるトコはある訳だけど(=^_^=)

この映画『電車男』では、珍しく「終始匿名さん状態(本名不詳)」の男女(山田孝之&中谷美紀)が出会い、恋を実らせてゆく。
劇場でも観たけど、やっぱり今回も“電車男”がネットの住人ら(いわゆる2ちゃ※ねらー)から得たアドバイスで「徹底改造(服装、髪型、食事のセンスなど)」した後の姿に「何やキミ、カッコええんやんか!」と心で突っ込んでしまった。リアルなオタク野郎はああもスッキリと変われないものなのである(・ω・) ちょっと美化し過ぎな感じですな、うん。
ヒロイン=エルメスさんを演じる中谷。『約三十の嘘(2004)』がなかなか良かっただけに、本作で受ける「やや老けた感じ」が良くないな〜今後が心配だな〜・・と不安に思ってたんだが、見事その後の『嫌われ松子の一生』で弾けまくってくれました☆ なんかもう今や「アネキ! 何処までもついて行きますゼ!」なひいきな女優さんの1人でございます(=^_^=)

2人の恋をサポートする面々に、佐々木蔵之助(お疲れサラリーマン)、国仲涼子(女性看護師)、瑛太(引きこもり青年)、木村多江(iBookを使う(=^_^=)倦怠期な主婦)など。近作『嫌われ〜』でも“共演”することとなる中谷と瑛太の関係は「新発見」って感じで(今回の鑑賞にあたり)面白さのアップした要素に思えた☆
暴れ過ぎなおじさん=大杉蓮、単なる店員さん=田中美里、単なるエルメスの友人=西田尚美、など意外にキャストが豪華なのはマル。サポートする面々の中にも幾つか「ニアミス」や「共通項」の盛り込まれてるのも良かった(←そういう「群像劇を殊更アピールせんとする演出」が好きである、ワタシ(=^_^=))

本編をざらっと見渡したトコでは、
○年齢(=彼女いない歴)22歳の主人公(電車男)・・キミなんぞ、まだまだ甘い(=^_^=)
○流石に皆さん、タイプのスピードが速い!
○「ウザ系カキコ(書き込み)」を徹底的に排除☆ 「参加者はみんなイイ奴」と見なしてる掲示板・・それってリアルさに著しく欠けるぞ(=^_^=) ←モデルがかの悪評高き「2ち※んねる」だし(⌒〜⌒ι)
○電車男の『マトリックス(1999)』決め打ち評価・・「続編もいいけど、やっぱりコレですよ」・・その通り!(=^_^=)
○自発的スキンシップの数々・・エルメスさんもある意味、エキセントリックですです(×_×) ←その言動にそこはかとなく「慈愛」が漂ってましたけどね。
○「百式Tシャツ」「ツインファミコン」「マッキントッシュ・クラシック」・・時折飛び出すオタクなアイテム群に萌える萌える!(=^_^=)
○終盤、アキバの路上に倒れたまま放置されてる自転車、所有者は?
○「家族構成」や「自室以外の自宅内」が全く不明(描かれない)な電車男。実はとんでもなくエエとこのボンボンかも、と邪推したり。
○「電車男」と名乗りつつ「電車オタク(≒鉄ちゃん)」ではなかった様子の主人公・・
ってトコが目立ったかな。まぁ別に評価を著しく上下させるモノではござんせんが(・ω・)

〜 こんな台詞がありました 〜

リカ「みんな、最初は震えるんだよ」 

エルメス「大丈夫・・ちゃんと掴んでますから」
    「返事が早すぎますよ、ちゃんとお仕事して下さい」
    「頑張って」 ←この時の表情がええんですわ☆
    「あなたは・・何でもないささやかなことを嬉しく、幸せなことに変えてくれる」

ミチコ「女って土壇場で手のひら返すから」

3人組「みんな、同じ光を見ているんだ」 

ヒロフミ「(オレたちを)超えたな、電車」

追記:
1)街頭で「新製品のメンズウォーター(試供品)」を手渡して貰えない主人公(電車男)。ワタシの場合、逆に梅田界隈で「アンケート調査のおねいさん」に声を掛けられてしまった、それも本日(×_×) あの手のんに声を掛けられる(目を付けられる)のも「イケてない奴」の指標なんじゃないか、と(・ω・) 毅然と歩いてたら、捕まりませんもんね。。
2)「無人のホーム」で電車男と同胞たち(?)が対峙するシーン。何処となく『マトリックス』風な近未来映像にもみえたり。
3)本作の「男女逆ヴァージョン」が観てみたく思ったり。一見地味で不細工な処女(←なんですぐそれを条件にするのか)の女の子がイケメンの王子さま(?)と巡り会うハナシ。舞台は「大阪・日本橋」か「名古屋・大須」界隈なんぞをきぼん(・ω・)
4)「百式Tシャツ」に対抗し(?)「百武(ひゃくたけ)Tシャツ」ってのはどうでしょ(=^_^=) ←誰か既に作ってそやけどね。。
5)社名がもろに登場のJ※Bさん、「あの台詞」を苦々しく思うのかどうなのか。。

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