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2006年9月16日 (土)

☆『アクシデンタル・スパイ(2001)』☆

13日(水曜)。30分遅れぐらいで、衛星第2で放送されてたジャッキー映画『アクシデンタル・スパイ』を観た。積極的にジャッキー・チェン主演作品を観るのは久しぶりな気もするが、物語も終盤に差し掛かり、やっとそこで「以前地上波で観たことあるな〜」と気づいた次第(・ω・) 他意はない私見だが、近年のジャッキー映画って大体どれ観ても一緒のよな気がするし。。
ただ本作、ホームタウン=香港で制作されたってことで、ハリウッド系出演作品に押し並べて流れてる「空気感」と言うか「(クンフー映画ファン以外の層に)配慮してる感」が当然なく、やりたいアクションにイキイキと(肉体的年齢相応に・・)取り組んでる楽しげな印象を受けた。

ストーリーは中国⇒韓国⇒トルコ・イスタンブール⇒イタリア・ヴェローナ(←最後だけ)・・とロケ地を次々に変えて展開されるが、お約束(?)の「全裸で人混みの中(それも混雑した市場内!)を走り回るシーン」も盛り込まれてて、苦笑させられる(全裸になってしまう流れ(=「仕組まれた」必然性(=^_^=))が『ラッシュアワー(1998)』そっくりな気もしたし)。
ユエンと言う青年(と言ってイイのか?)を演じるジャッキーが謎の大富豪・パク氏(何となく竹中直人+田中要次っぽい容貌)の意志を継ぎ、巨大な暗黒組織に追われつつ細菌兵器「タンソ2(炭疽菌?)」の在処を探しスパイっぽい活躍をする・・って展開。
墓碑に刻まれたメッセージ「Wait for me」が実は「924836763」と解読出来る暗号文だったり、何気なく身に付けたパク氏の遺品=ロザリオが思わぬ役に立ったり、とそこそこに想定を超える(←甘いか?)演出が楽しめた。余りに幸の薄いヒロイン=ヨン(ヴィヴィアン・スー)の儚さもちょっとキュンと来る感じがしたし(←やはり甘いか?)
敵ボス=ミスター・ゼンが何となく「ただ者じゃなさそう」な気がして、ラストバトルで回し蹴りとかバンバン放って来るタイプのしとかな〜と思いきや、あっさりベンツから車外放出されてしまったり(×_×)←ただ者かよっ! ちと寺※康文っぽいおじさんで好感度高かったけど(やってることエグいけど)。
んで、後半からはいきなり『スピード/トルコ篇』って感じで暴走タンクローリーが“軸”となって来る。
何とももの凄い「転調」ではあるが、そう言う意外性もまぁアリかな。

ところで、ワタシは昔からブルース・リー派なので、ジャッキーのふざけたようなキャラや、なかなか決着のつかないダラダラした格闘戦がイマイチ好きになれなかったんだが・・リーの「シリアステイスト」「時短バトル」をある意味“忠実に継承”してる(と勝手に受け止めてる)ジェット・リーの主演作品群を観るに・・「重い・・重苦しい・・」と感じてしまうことが多い。
例えば長寿アニメ『ルパン三世』がシリアス路線(パート1)からコミカル路線(パート2以降)にやや演出を修正、その後も(今に至る)息の長い作品となっていることを考えたら「マンネリでもいい、コミカルに生きて欲しい。」って感じで開き直って作品を作り重ね、演じ続けた方が“長い目で見たら成功”と言えるのかも知れないかな、と思ったりもした次第だ。

〜 こんな台詞もありました 〜

神父「まず目の前の(苦しんでいる)1人を助けなさい、後のことは神のご意志に委ねなさい」

CIAエージェント「組織を抜ければ殺される。何故ならば彼らは死人しか信用しないからだ」

ユエン「楽天家にでもならなきゃ、生きてられない」

追記:
・前半、中国から韓国入りをする主人公。大陸(地続き)なので「クルマでOKなんやなー」と改めて新鮮な驚きを受けた(・ω・)
・細菌兵器の説明で「茶さじ1ぱい程度で村1つが全滅する代物」なる台詞があり、その小規模な表現にちと苦笑させられた。。

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