☆『憑神(2007)』☆
4日(日曜)。
今日も折角の良い天気ながら・・やっぱし正午前まで「寝だめ」てしまった(×_×)
ちょっと運動不足が顕著なので「久々にウォーキングしよう!」と考え、少し前にハナシを聞いた“峰山”と言う市内の山(景勝地?)に出かけてみることに。
「片道1時間ぐらいかな?」と舐めてたら・・これが「遠いわ」「回り道ばかりだわ」「登りばかりだわ」と大変で、自宅から山頂(展望台)までで約2時間、そこからの下りもやっぱり約2時間かかってしまった(×_×)
歩数計によると、往復で約15キロ・・とそんなに時間のかからない気はするんだが・・(・ω・) きっと歩調が(疲れで)すこぶる遅くなってたんだろう。
何にせよ、、「今度来る時は、迷わずクルマで来よう!」と、そこだけはしっかり学習したのだった。
帰宅してから洗濯⇒入浴⇒夕食と済ませ“秋の映画スペシャル”で地上波初放送された『憑神(つきがみ)』を観た☆
本作ってば、因縁の作品でもある。
かつて大阪にいた頃、枚方の某(=^_^=)市民会館で上映会があったのを、都合が付かず見送ってしまった記憶がある(←ネットで調べると、2007年11月15日(木曜)のことだった)。
今回こそは観なければ! と握る拳にも力がこもるし(=^_^=)
※
時は幕末、将軍=徳川慶喜の時代。
世は「尊王攘夷」「公武合体」に揺れていた。その激動の中にあって、下級武士の青年=別所彦四郎(妻夫木聡)は婿養子先(井上家)に離縁され、今は職もなく兄夫婦の家に居候する、肩身の狭き日々だった。
旧友=榎本武揚は今や“軍艦頭”の身分に大出世。
そんな中、彦四郎は行きつけの蕎麦屋の主人=甚平(香川照之)に「向島の“三囲(みめぐり)稲荷”にお参りしては?」と勧められる。「ツキが回って来る」と言うのだ。
その場では取り合わなかった彦四郎だが・・後日酔って帰宅の折、堤防から川べりに転げ落ちた彼の眼の前に“三巡稲荷”の祠があった。
「向島にまで行かずとも、こんな所に分社があったとは・・」
柏手を打ち「何卒宜しぅ」と祈願する彦四郎。
だが、彼が参拝したのは“貧乏神”“疫病神”そして“死神”を呼び寄せる、とんでもない“憑神の稲荷”だったのだ・・
※
原作:浅田次郎+監督:降旗康男+主演:妻夫木ってことで「コレはスゴいでしょう!」と思ってたら、何だか「3話構成のオムニバスの崩れたみたいなのん」を観せられたような、、妙なザラツキ感が残ってしまった。
クスぶる若侍=彦四郎が“とある覚悟”に目覚め、それによって“太く短く、漢(をとこ)を生き抜く”的な展開にシフト(?)して行くんだが・・私的には「そうゆう流れになる」とはつゆ知らず、、やっぱり直感的に(←また直感かい!)「言うても、結局は悲劇やんか!」と小ツッコミしてしまった。
連想したのは“とある疑惑”を払拭(?)すべく、主人公の奔走する『イン&アウト(1997)』だったり(=^_^=) アレも、後半の展開に「何や、そうなんかよ!」とツッコンでしまった記憶がある。
にしても、、終盤で“いきなりな時代”にハナシがすっ飛び“いきなりな人物”の登場する凄まじさ!
あの衝撃はなかなか、である! ・・ってかカントク、やる気なくなったの?(=^_^=)
3人の憑神(伊勢屋(西田敏行)、関取=九頭龍(くずりゅう)為(ため)五郎(赤井英和)、少女=おつや)が登場するんだが、しょっぱなに現れる西田さんが、とにかく(一番出演時間の短い割に)インパクト十分で、ホンマに感心させられた!
また、彦四郎の従者(?)のような小文吾(佐藤隆太)が好演してくれるが・・終盤の展開を眺めつつ『ローレライ(2005)』における2人みたいやな、、と感じたり(・ω・)
なお、折角の名優が、中途半端な使われ方をしてたように見受けられたのは、石橋蓮司(井上軍兵衛役)、佐々木蔵之介(別所左兵衛役)の両名か。
特に蔵之介さんは“主人公の兄貴”なる立場上、もそっとラストまで物語の“軸”に絡んで欲しかった。折角、月代(さかやき)のメチャメチャ似合う方だったんですし(=^_^=)
〜 こんなセリフもありました 〜
彦四郎「腹がくちくなったら眠れるだろう」
「限りある命であればこそ、死によって輝きを放つことが出来るのだ」
「侍の世が終わり、新しい世が始まる」
伊勢屋「手前、福の神などでは御座居ません」
「2度も手を合わせたお前様が悪い」
「ほほほ。本日は冴えてらっしゃる」
「貧乏神としての誇りを全うしたってトコロですかな」
「その“よもや”で御座居ます」
彦四郎「仮住まいにも良い所がある、と言う訳か」
八重「“棄てる神あれば、拾う神あり”で御座居ます」
甚平「スパッと正体を見抜いたのも何かの縁」
九頭龍「人間の形をしていると、人間の無責任さに染まってしまう」
刀鍛冶「言葉は形には叶いません」
彦四郎「言葉に込めた想いを、形にはして頂けぬものでしょうか?」
おつや「思い遣りなんて感情は“神失格”なの」
追記1:三囲(みめぐり)稲荷は「東京都墨田区向島」に現存するらしい!
追記2:彦四郎と八重のキスシーン・・幕末当時、そんな習慣あったの?(・ω・) ←室町時代からあったらしい?
追記3:後半に登場した五重塔! 石川県羽咋市の「妙成寺」の塔だそうで! 素晴らしい!


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